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2008年FIAアジア・パシフィックラリー選手権(APRC)第4戦 ラリー北海道 7月13日(日) DAY 2 帯広〜帯広(総走行距離 511.90km) SS9〜18 (SS総走行距離 79.88km) チームMRFタイヤの田口勝彦がAPRC優勝(総合2位)、ランキング首位に 併催の全日本ラリーではランサーエボリューションの石田雅之が総合2位 |
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2008年FIAアジア・パシフィックラリー選手権(APRC)第4戦「ラリー北海道」のDAY 2が7月13日(日)に北海道の帯広・十勝地方で行われ、「チームMRFタイヤ」より三菱ランサーエボリューションIX・グループN仕様で参戦した田口勝彦/マーク・ステイシー(オーストラリア)が、SS合計タイム1時間 47分51秒1でAPRC優勝(総合2位)でフィニッシュした。 ギヤボックストラブルからDAY 1をリタイアしたスコット・ペッダー/グレン・ウェストン(ともにオーストラリア)は、再出走にまわり無事完走を果たしDAYポイント1点を獲得。前日までAPRC 2位(総合3位)につけていたガウラブ・ジル(インド)/ヨナソン・モーティマー(オーストラリア)はSS11でギヤボックストラブルからリタイアに終わった。 「ラリー北海道」DAY 2はSS10カ所/計79.88kmを設定。昨年のWRCラリージャパンでスーパーSSとして使用された場所にラリー北海道用に設定したスーパーSSを含む、5カ所のグラベルステージを午前と午後に2度ずつ走行する。前日に強く降っていた雨は夜半には止み、午前中は雲っていたが午後は快晴のなかラリーは行なわれた。路面コンディションは一部にウェットが残っているものの、ステージ進行に問題はない。DAY 1のリタイアから、APRCのスーパーラリー制度を使用して復活した10台を含む32台が、午前5時30分から順に北愛国のサービスパークをスタートした。 前日はヘビーウェットコンディションに苦しんだ田口は、APRC首位の柳澤宏至(スバル・インプレッサ)から21秒7差のAPRC 3位でスタート。「最初のステージからプレッシャーをかけていく」と柳澤からの首位奪還を狙う。 この日のオープニングステージとなったSS 9、田口はステージAPRC 3番手ながらも、チームメイトのジルを捕らえてAPRC 2位(総合3位)に浮上。さらに続くSS 10ではベストタイムを叩きだし、このステージで10秒7差のAPRC 5番手タイムに沈んだ柳澤との差は一気に8秒6にまで縮まった。田口はSS 11〜13でも柳澤を上回るタイムでまとめ、ふたりの差を射程圏内の4.1秒とし、北愛国のサービスパークへと戻って来た。 午前中と同じルートを再送する午後のセクション、2本目のSS 15で田口がわずか0秒1差ながらも柳澤を逆転。遂にAPRC登録勢のトップに躍り出る。残されたステージでその差をさらに広げたかった田口だったが、柳澤も必死のアタックを見せ、ふたりの差は思ったよりも広がらない。 その差は2秒3、1.20kmを走る最終のスーパーSSで、ふたりの雌雄が決する。「僅差のラリーは慣れているので、プレッシャーはなかった」と語った田口は、先に走った柳澤と同タイムでフィニッシュ。緊張の展開を制した田口が、開幕戦の「ラリー・ニューカレドニア」に続くAPRC優勝(総合2位)の栄冠を手にした。 APRC 2位(総合3位)は最後まで田口と争った柳澤、APRC 3位(総合4位)はディーン・ヘリッジ(スバル・インプレッサ)。DAY 2ではベストタイムを連発したもののヘリッジに届かなかったコディ・クロッカー(スバル・インプレッサ)はAPRC 4位(総合5位)に終わっている。 APRCではDAYごとの順位に基づいて上位3名のAPRC登録ドライバーにボーナスポイントが与えられるが、DAY 2単独ではクロッカーがトップ、2位は田口、3位は柳澤という順位に。この結果、「ラリー北海道」後の選手権ランキングは、13ポイント(APRC:1位10点、DAY 1:3位1点、DAY 2:2位2点)を獲得した田口が43ポイントでトップに。8ポイント(APRC:4位5点、DAY 1:1位3点)を加算し40ポイントとなったクロッカーに3ポイント差をつけてトップに立った。 なお、大会の総合優勝はスポット参戦の新井敏弘(スバル・インプレッサ)。スポット参戦した日本人三菱車の最上位は中村有一。APRC経験豊富な増村淳をかわし、嬉しい総合8位入賞を果たしている。 DAY 2にはスーパーラリーの10台を含む 32台(うち三菱車は11台)がスタートしたが、このうち完走は21台(うち三菱車は7台)。APRC登録では8台(うち三菱車3台)が出走し、5台(うち三菱車1台)がフィニッシュした。 APRC次戦(第5戦)は8月23日(土)〜24日(日)に開催される「ラリー・インドネシア」となる。 一方、同一ステージで開催されたJAF全日本ラリー選手権第6戦は、北村和浩(スバル・インプレッサ)が初優勝(総合、JN4)、2位に石田雅之(三菱ランサーエボリューション)、3位に大嶋治夫(三菱ランサーエボリューション)となり、JN1.5クラスでは三菱コルトの大井こずゑ(CMSC群馬)がクラス優勝を果たした。 ■田口勝彦のコメント 「初日は予想もしていなかった厳しいコンディションに、大きくタイムロスしましたが、今日はなんとか逆転する事ができました。昨日まではなかなかプラン通りの走りができませんでした。でも、今日は自分の理想に近い走りができたので、予定とおり柳澤選手を逆転できました。最後はちょっとギリギリの差でしたが、あまりプレッシャーは感じませんでした。自分のドライビングに集中していたこともありますし、いつもAPRCで競った展開に慣れていた事も良かったのかもしれません。皆さんたくさんの応援ありがとうございました。これでポイントリーダーに返り咲くことができました。得意なアジアラウンドで、コディ(クロッカー)に勝ってチャンピオンを目指したいと思っています」 |
| ■APRC【最終成績】 |
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APRC成績=APRC年間登録ドライバーのみのリザルト 1位のタイムはDAY1からのSS合計所要時間とペナルティーの合計 A=Asia Cup登録ドライバー |
| ■【最終総合成績】 |
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1位のタイムはDAY1からのSS合計所要時間とペナルティーの合計 *=APRC登録ドライバー A=Asia Cup登録ドライバー AUS=オーストラリア、RI=インドネシア、IND=インド、NZ=ニュージーランド |
| ■2008年FIAアジア・パシフィックラリー選手権シリーズポイント(暫定) |
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