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2007年FIA世界ラリー選手権(WRC)第15戦 2007年FIAプロダクションカー世界ラリー選手権(PWRC)第7戦 ラリー・アイルランド 11月18日(日) 最終・第3レグ スライゴー〜スライゴー(総走行距離 304.34km) SS17〜20(SS総走行距離 55.91km) 2007年 WRC第15戦・PWRC第7戦ラリー・アイルランド最終・第3レグ G・ポッゾがPWRC2位でチャンピオンの望みを最終戦につなぐ 奴田原文雄はPWRC6位でフィニッシュ |
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2007年FIA世界ラリー選手権(WRC)第15戦およびプロダクションカー世界ラリー選手権(PWRC)第7戦ラリー・アイルランドは11月18日(日)に第3レグとして4本のSSが行われ、三菱ランサーエボリューションで出場のガブリエル・ポッゾ(アルゼンチン)が合計タイム3時間18分55秒4でPWRC2位(グループN2位)となった。PWRC優勝はナイオール・マクシェア(イギリス、スバル・インプレッサ)でグループNも優勝。PWRC3位(グループN5位)はネッサー・アルアティヤ(カタール、スバル・インプレッサ)。日本の奴田原文雄(ランサーエボリューション)はPWRC6位(グループN9位)でドライバーズポイント3ポイントを獲得、シリーズランキング5位に浮上した。なお、WRC総合優勝はセバスチャン・ローブ(フランス、シトロエンC4 WRC)、総合2位はダニエル・ソルド(フランス、シトロエンC4 WRC)、総合3位はヤリ-マーティ・ラトバラ(フィンランド、フォード・フォーカスRS WRC06)という結果となった。ローブはこれで今季8勝となりポイントランキングも逆転して首位に。また、今回の結果によりフォードの2年連続マニュファクチャラーズチャンピオンが確定した。 ラリー・アイルランド最終日、用意された4本のSSはいずれもウェットコンディションで戦われた。空には時々太陽が顔を出すが、すぐに黒い雲が差し込み雨がぱらつき道を濡らす。コースは前日までと変わらず非常に滑りやすい状況となった。 第2レグでラリーリーダーとなったアルミンド・アラウージュ(ポルトガル、ランサーエボリューション)は、PWRC初優勝に向けて集中力を高めて第3レグにのぞんだ。彼の26秒4後方では北アイルランド出身で2004年のPWRC王者であるマクシェアが機をうかがっている。そしてマクシェアは、第3レグオープニングのSS17でトップタイムをマークするとアラウージュをかわしてPWRC首位に浮上。2位アラウージュを1秒9リードした。続くSS18ではアラウージュが反撃に転じ、マクシェアに2秒8差をつけてPWRC1位に復活。優勝を競う両者の争いはし烈を極めた。しかし、SS19のフィニッシュ近くでアラウージュは無念のコースアウト。転倒でマシンはダメージを負い、リタイアとなってしまった。アラウージュは「コーナーの途中、濡れている場所を通過する際にマシンのコントロールを失ってコースアウトしてしまいました。もちろん残念ですが、優勝をかけてマクシェアと限界ぎりぎりで戦っていたので仕方ありません」と、コメント。最終戦となるラリー・グレートブリテンでの再起を胸に誓い、アイルランドを後にした。 アラウージュがリタイアしたことでマクシェアが優勝を果たし、そして2位にはラリージャパンのPWRCウイナーであるポッゾが入った。PWRCドライバーズチャンピオン獲得のチャンスが残されているポッゾにとって、アイルランドでの2位は最低でも欲しかったポジションだ。ポッゾは「想像していた以上に大変なラリーでした。第1レグはコースが泥だらけでターマック(舗装路)用タイヤよりもむしろ、グラベル(未舗装路)用のタイヤのほうがグリップ力が出るのでは? と思ったほどです。第2レグは強い雨で完全にウェット路面となり、場所によってはすごく滑りました。とにかく難しいラリーでしたが、マシンが完璧だったこともあり望みどおりのリザルトを手にすることができました。この調子を次のラリー・グレートブリテンまで維持して、優勝でタイトルを決めたいと思います」とコメント。選手権制覇には次戦での優勝が絶対条件のポッゾ、逆転チャンピオン獲得に向けて気持ちを高めて挑む。 足まわりのセッティングが合わず、ラリーを通して満足なグリップ力を得られなかった奴田原は、しかしベテランらしくステディな走りを続けPWRC6位でフィニッシュした。「初めて経験する特殊なターマックラリー、最初はまったく様子がわからず手探りで走っていました。このラリーは、ちょっとでもミスを犯したら大きな代償を払うことになります。集中力を切らさずに走り続けることは大変でしたが、なんとか6位で完走することができました。今季はこれが最後のPWRC イベントとなりましたが、色々なことを学べたと思います」と、最終戦ラリー・グレートブリテンに出場しない奴田原は波乱のシーズンを締めくくった。 PWRC次戦は、11月30日(金)から12月2日(日)にかけてイギリスのウェールズでWRC第16戦(最終戦)の併催イベントとして行われる第7戦(最終戦)ラリー・グレートブリテン。WRC、PWRC共にこの最終戦でチャンピオン争いが決着することとなる。 このグラベルラリーには、PWRC登録選手を含む数多くの選手がグループN仕様のランサーエボリューションで出場を予定している。 |
| ■PWRC【第3レグ終了時・総合成績】 |
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1位のタイムは第1レグからのSS合計所要時間とペナルティーの合計 |
| ■WRC【第3レグ終了時・総合成績】 |
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国籍:A=オーストリア、AUS=オーストラリア、B=ベルギー、CZ=チェコ、D=ドイツ、E=スペイン、FIN=フィンランド、 F=フランス、GB=イギリス、HKJ=ヨルダン、I=イタリア、IRL=アイルランド、N=ノルウェー、P=ポルトガル、 Q=カタール、RA=アルゼンチン、S=スウェーデン、UAE=UAE 1位のタイムは第1レグからのSS合計所要時間とペナルティーの合計 *マニュファクチャラー対象ドライバー **マニュファクチャラーチーム対象ドライバー N=グループN、P=プロダクションカー選手権 (PWRC) |
| ■2007年FIA世界ラリー選手権シリーズポイント(暫定) |
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**マニュファクチャラーチーム |
| ■2007年FIAプロダクションカー世界ラリー選手権シリーズポイント(暫定) |
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