| 2007年FIA世界ラリー選手権 第7戦 ラリー・イタリア/サルディニア 5月18日(金)〜20日(日) 第1〜第3レグ オルビア〜オルビア 総走行距離 1061.84km (第1〜第3レグ) SS1〜18 SS総走行距離 342.86km (第1〜第3レグ) WRC第7戦ラリー・イタリア/サルディニア ランサーWRC05のT・ガルデマイスターが総合6位、J・ハンニネンは総合8位 ランサーエボリューションのS・カンペデリがグループN2位 |
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2007年FIA世界ラリー選手権(WRC)第7戦ラリー・イタリア/サルディニア(以下ラリー・イタリア)は5月18日(金)から20日(日)にかけて行われ、WRカーの「ランサーWRC05」で出場したトニ・ガルデマイスター(フィンランド)がSS(スペシャルステージ=競技区間)合計タイム3時間53分44秒1で総合6位に、同じくユホ・ハンニネン(フィンランド)が総合8位となった。また、グループNではランサーエボリューションで出場したシモーヌ・カンペデリ(イタリア)がグループN2位(総合17位)を獲得。なお、WRC総合優勝はマーカス・グロンホルム(フィンランド、フォード・フォーカスRS WRC06)、総合2位はミッコ・ヒルボネン(フィンランド、フォード・フォーカスRS WRC06)、総合3位はダニエル・ソルド(スペイン、シトロエンC4WRC)となった。 ラリー・イタリアは今季WRCでは3回目のグラベル(未舗装路)イベントとなった。戦いの舞台となるのは青き地中海に浮かぶサルディニア島。1年を通してリゾート客で賑わうこの島の北東部の都市、オルビアが今年もラリーのホストタウンとなり港にサービスパークが置かれた。そして、SSは島の中央部に広がる山岳地帯のグラベルコースが使用された。SSの行われるエリア自体は例年とそれほど大きく変わらないが、レイアウトは多くの部分で変更され新しい道もいくつか使用。いずれも岩が多く、路面は滑りやすい砂や砂利で覆われており攻略は容易ではない。 ガルデマイスターはこのラリーにプライベーターとして、三菱自動車のモータースポーツ統括会社、MMSPがサポートするWRカーのランサーWRC05でラリー・モンテカルロ(総合7位)、スウェディッシュラリー(総合6位)、ラリー・ノルウェー(リタイア)に続いて今季4度目の挑戦を果たした。ラリーを通して安定したペースで走り続け、スピンなども経験したが大きく崩れることはなくステージによっては5、6番手のSSタイムをマーク。最終的には、何人かのワークス系チームの選手を抑えてプライベーター最上位となる総合6位でフィニッシュしドライバーズポイントを獲得した。ガルデマイスターは「コースはとても滑りやすくミスを犯しやすいコンディションでしたが、自信をもってマシンをコントロールすることができました。ランサーWRC05はとても乗りやすく、あまりテストをする時間がとれない我々プライベーターにとっては非常に心強い味方です」と、笑顔でコメントしている。 一方ハンニネンは、ラリー・ノルウェー(総合17位)以来の今季2度目のランサーWRC05でこのラリーに出場し、大きな障害を乗り越えての総合8位獲得を心から喜ぶ。「第1レグでコ・ドライバーのミッコ・マルックラが食あたりとなってしまい、ふたりとも競技に集中することができなかったのです。マルックラの具合はかなり悪く、第1レグ最後のSS6などはペースノートを読むことすらできず自分の目で見た情報だけで走るしかありませんでした。彼は第1レグ終了後に病院に運び込まれましたが、体調が回復したたために第2レグ以降も競技を続けることにしたのです。それだけに8位でフィニッシュできたことはとても嬉しいし、ラリー後半に良いタイムを出せたことを嬉しく思います」と、ハンニネンは語る。 一方、グループNでは地元のカンペデリが第1レグをリードしていた。しかし、カンペデリは第2レグの終盤にパンクとサスペンションの破損に見舞われ大幅にタイムロス。2位につけていたジョバンニ・マンフリナト(イタリア、スバル・インプレッサ)に逆転を許し、最終的にはグループN2位でフィニッシュすることになった。カンペデリは「まずSS11でパンクをしてタイヤ交換で約2分、続くSS12では岩をヒットしてサスペンションを壊し2分半ぐらいを失ってしまいました。いずれも私のミスでとても残念ですが、それでもランサーエボリューションの高い性能には随分と助けられグループN2位を得ることができたことを嬉しく思います」と、コメントしている。 ドライバース争いをリードし、第2レグまでグロンホルムに30秒以上のリードを築きトップを走行していたセバスチャン・ローブ(フランス、シトロエンC4 WRC)は、SS13でコースオフ、リタイアとなった。これによりグロンホルムが今季2勝目、これでグロンホルムは第4戦メキシコ以来のランキングトップに浮上した。 なお、併催イベントとなるジュニア・ラリー選手権(JRC)第3戦ではウルモ・アーヴァ(エストニア、スズキ・スイフトS1600)が今季初優勝。キャリア2勝目を挙げている。 WRC次戦はギリシャで行われる第8戦アクロポリスラリー。2007年の前半戦最後のイベントとして6月1日(金)から6月3日(日)にかけてアテネを基点に開催されるこのラリーは、PWRC第4戦が併催され数多くのグループNランサーエボリューションが出場する予定となっている。尚、PWRCに年間エントリーしている奴田原文雄は、同ラリーはスキップし同日に行なわれる全日本ラリー第4戦に出場する予定となっている。 |
| ■WRC【第3レグ終了時・総合成績】 |
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1位のタイムは第1レグからのSS合計所要時間とペナルティーの合計 *マニュファクチャラー対象ドライバー **マニュファクチャラーチーム対象ドライバー N=グループN |
| ■2007年FIA世界ラリー選手権シリーズポイント(暫定) |
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**マニュファクチャラーチーム |