| 2007年FIA世界ラリー選手権 第3戦 ラリー・ノルウェー 2月18日(日) 最終・第3レグ ハーマル〜ハーマル 総走行距離 1109.57km(第1〜3レグ) SS1〜18(第1〜3レグ) SS総走行距離 355.99km WRC初開催となるシリーズ第3戦ラリー・ノルウェー 地元のE・ブリニルドセンがグループN 2位に入賞 |
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2007年FIA世界ラリー選手権(WRC)第3戦ラリー・ノルウェーが2月16日(金)から18日(日)にかけてノルウェーのハーマルを中心に行われ、三菱ランサーエボリューションで出場のアイヴィンド・ブリニルドセン(ノルウェー、三菱ランサーエボリューション)がSS(スペシャルステージ=競技区間)合計タイム3時間45分35秒0でグループN2位(総合13位)でフィニッシュした。グループN優勝(総合11位)はパトリック・フローディン(スウェーデン、スバル・インプレッサ)、グループN3位(総合20位)はアンドレアス・アイグナー(オーストリア、三菱ランサーエボリューション)。なお、WRC優勝はこれがWRC 2勝目となるミッコ・ヒルボネン(フィンランド、フォード・フォーカスRS WRC06)、総合2位はマーカス・グロンホルム(フィンランド、フォード・フォーカスRS WRC06)、総合3位はヘニング・ソルベルグ(ノルウェー、フォード・フォーカスRS WRC06)とフォードがTOP 3を独占した。 2月11日(日)のWRC第2戦スウェディッシュラリーの最終サービスが終了すると、WRC主要チームはすぐに撤収を始めた。翌週に開催されるWRC第3戦ラリー・ノルウェーに出場する準備を整えるためだ。コストの削減と話題性を高めるために計画された「WRCウインター2週連続開催」コンセプト。WRCの中ではクラシックイベントに分類されるスウェディッシュラリーに対し、ラリー・ノルウェーは今年WRC昇格を果たしたばかりのフレッシュな1戦だ。ホストタウンとなるのはオスロの北約100kmにあるハーマル。1994年冬季オリンピックが開催されたリレハンメルの南約80kmに位置する。そして、スウェディッシュラリーのホストタウンを務めたカールスタッドからは車で4〜5時間程度の距離にあり交通の便は非常に良い。 降雪がやや少なく一部コースでは凍ったグラベル(未舗装)路面が顔を出したスウェディッシュラリーとは対照的に、ラリー・ノルウェーは十分すぎるほどの雪に恵まれた。とくに北部のコースは必要以上に雪が降り積もり、ベテラン選手に「これほど雪が多くて走りにくいステージは初めて」と言わせるほど。そのため、使用するスタッドタイヤに関してはスウェディッシュラリーよりも長めのスタッドを備えるタイプが多用された。 ラリー・ノルウェーでは数多くのWRカーが出場したが、パフォーマンスで上まわるはずのWRカー勢を相手にグループNマシンが想像以上の速さと安定性を披露した。とくに、グループN優勝を果たしたフローディンと2位になったブリニルドセンは別格ともいえるスピードで凍てつくスノーロードを疾駆。両者の緊張感溢れる攻防戦は延々と続き、最終的にはフローディンがブリニルドセンを抑えきってグループN優勝を決めた。2位となったブリニルドセンは先週行われたスウェディッシュラリーにも出場しており、PWRC(FIAプロダクションカー世界ラリー選手権)出場選手を相手にグループN 4位と健闘。今回のラリー・ノルウェーでもグループN 2位となり、スノーイベントでの強さを証明した。ブリニルドセンは「2週間連続で大好きなスノーラリーを戦い、しかも上位に食い込めたことで非常に満足しています」と、コメント。世界選手権の出場は今回で3度目となるが、2戦連続で素晴しいリザルトを残したことで一躍注目される存在となった。 なお、前戦に続き三菱自動車のモータースポーツ統括会社、MMSPがサポートするWRカー「ランサーWRC05」で出場したクサビエ・ポンス(スペイン)は、序盤こそ良いペースをつかめずにいたが後半スピードをアップ。SS17では2位のタイムをマークし総合8位につけていたが最終のSS18でまさかのコースアウト。コース復帰はならなかったが最終的にはパルクフェルメにマシンを導いたため完走扱いとなり総合16位となった。今季ランサーエボリューションでPWRCにエントリーし、ランサーWRC05によるWRC出場は去年のラリー・フィンランドに続き今回で2度目となるユッホ・ハニネン(フィンランド)は、何度もコースアウトしてスタックをしながらも最後まで走りきり総合17位でフィニッシュ。やはりランサーWRC05で出場のトニ・ガルデマイスター(フィンランド)はSS2番手のタイムを刻むなど速さを見せ、第1レグで一時は総合5位につけていた。しかし、第2レグ最後のサービスでエンジントラブルが報告され、競技続行は難しいという判断によりリタイアを決断した。 なお、併催イベントのJRC(FIAジュニアラリー選手権)第1戦では、パー・ガンナー・アンダーソン(スウェーデン、スズキ・スイフトS1600)が優勝。パトリック・サンデル(スウェーデン、ルノー・クリオ・ルノースポールR3)が2位、ウルモ・アーヴァ(エストニア、スズキ・スイフトS1600)が3位という結果となった。 WRC次戦第4戦は3月9日(金)から11日(日)にかけてメキシコのレオンをホストタウンとして行われるラリー・メキシコ。併催イベントとして、PWRC第2戦が行われ、奴田原文雄など数多くの三菱ランサーエボリューションが出場する予定となっている。 |
| ■WRC【第3レグ終了時・総合成績】 |
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1位のタイムは第1レグからのSS合計所要時間とペナルティーの合計 *マニュファクチャラー対象ドライバー **マニュファクチャラーチーム対象ドライバー N=グループN |
| ■2007年FIA世界ラリー選手権シリーズポイント(暫定) |
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**マニュファクチャラーチーム |