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2006
FIAWorldRallyChampionship
FIAProductionCarWorldRallyChampionship

Report

2006年FIAプロダクションカー世界ラリー選手権(PWRC)第3戦
2006年FIA世界ラリー選手権(WRC)第6戦
「ラリー・アルゼンチン」
ランサーエボリューションのM.バルダッチがPWRC3位入賞。WRCグループNではF.ヴィラグラが1位に
 
4月30日(日) 最終・第3レグ
フェリア〜フェリア 総走行距離 288.10km
SS19〜22 SS総走行距離 41.30km

三菱ランサーエボリューション
M・バルダッチ / G・アグネス



三菱ランサーエボリューション
S・ベルトラン / R・ロヤス



三菱ランサーエボリューション
F・ヴィラグラ / D・カルレット

   2006年FIAプロダクションカー世界ラリー選手権(PWRC)第3戦ラリー・アルゼンチンは4月30日(日)に最終の第3レグを行い、三菱ランサーエボリューションで出場のミルコ・バルダッチ(サンマリノ)が合計タイム4時間46分52秒2でPWRC3位(WRCグループN8位)となった。PWRC優勝はネッサー・アルアティヤ(カタール、スバル・インプレッサ)でWRCグループN4位、PWRC2位はレゼク・カザジュ(ポーランド、スバル・インプレッサ)でWRCグループN5位。
 なお、WRCのグループN全体ではランサーエボリューションのフェデリコ・ヴィラグラ(アルゼンチン)が1位でフィニッシュしている。

 ラリー・アルゼンチン、最終日となる第3レグはわずか4本のSSで競われた。しかし、そのうち2本はミナ・クラヴェロ、エル・コンドルというWRCを代表する名ステージ。そして、最終の2本はコルドバ・スタジアムでのスーパーSSと、距離こそ短いが選手たちは最後まで気を抜くことができない。

 第3レグで3位となったバルダッチは、非常にツイスティで狭い山岳ステージに苦戦しながらも安定感の高い走りを披露。前日までの順位を最後まで維持してPWRC第2戦ラリー・メキシコに続き3位入賞を実現した。バルダッチは「とにかく大変なイベントでした。ランサーエボリューションでPWRCに出場するのはまだ2回目ですが、2戦とも3位に入ることができてとても嬉しいですね。マシンは非常に運転しやすく気持ち良く走ることができました」と、笑顔で入賞の喜びを語った。

 第1レグでラリーをリードしていたセバスチャン・ベルトラン(アルゼンチン、ランサーエボリューション)は第2レグで足まわりのトラブルにより後退したがスーパーラリーで復帰。最終的にはPWRC5位(WRCグループN10位)でフィニッシュした。また、ベルトランのチームメイトであるマルコス・リガト(アルゼンチン、ランサーエボリューション)はPWRC6位(WRCグループN14位)で走りきり選手権ポイントを獲得した。
 一方、WRCのグループN全体ではヴィラグラが圧倒的な強さを示し、1位でフィニッシュランプをくぐった。

 なお、WRC(世界ラリー選手権)はセバスチャン・ローブ(フランス/シトロエン・クサラWRC)が総合優勝、これでローブは今季4勝目となった。ペター・ソルベルグ(ノルウェー/スバル・インプレッサWRC)が2位、ジジ・ガリ(イタリア/プジョー307WRC)が3位という結果に。また、PWRCと同じくWRCの併催イベントとして行われたJWRC(ジュニア世界ラリー選手権)第4戦ではガイ・ウイルクス(イギリス/スズキ・スイフトS1600)が今季初優勝を果たしている。

 WRC次戦はイタリア、サルディニア島で5月19日(金)から21日(日)にかけて行われる第7戦ラリー・イタリア。このイベントはJWRC第5戦が併催となり、PWRC第4戦が併催されるのはギリシアで6月2日(金)~4日(日)に行われるWRC第8戦アクロポリスラリーとなる。


■PWRC【最終総合成績】
順位 ドライバー / コ・ドライバー 車両 タイム
1 N・アルアティヤ / C・パターソン スバル・インプレッサ 4時間30分44秒0
2 L・カザジュ / M・スズチェパニアク スバル・インプレッサ 1分30秒4
3 M・バルダッチ / G・アグネス 三菱ランサーエボリューション 14分08秒2
4 N・ヒース / S・ランカスター スバル・インプレッサ 22分26秒2
5 S・ベルトラン / R・ロヤス 三菱ランサーエボリューション 22分28秒2
6 M・リガト / R・ガルシア 三菱ランサーエボリューション 30分52秒7
7 S・マリーニ / T・サンドロニ 三菱ランサーエボリューション 35分48秒4
8 新井敏弘 / T・サーカム スバル・インプレッサ 37分37秒0
9 S・ウズペンスキー / D・エレメフ スバル・インプレッサ 37分53秒1
1位 のタイムは第1レグからのSS合計所要時間とペナルティーの合計
2位以下のタイムはトップとの差

■WRC【最終総合成績】
順位 ドライバー / コ・ドライバー 車両(WRC=ワールドラリーカー) タイム
1 *S・ローブ/ D・エレナ シトロエン・クサラWRC 4時間06分51秒3
2 *P・ソルベルグ / P・ミルズ スバル・インプレッサWRC2006 44秒6
3 G・ガリ / G・ベルナッチーニ プジョー307WRC 3分24秒3
4 **M・ストール / L・ミノー プジョー307WRC 3分40秒0
5 D・ソルド/ M・マルティ シトロエン・クサラWRC 5分40秒2
6 *C・アトキンソン / G・マクニール スバル・インプレッサWRC2005 5分43秒8
7 **H・ソルベルグ / C・メンケルド プジョー307WRC 9分28秒7
8 **M・ウィルソン / M・オル フォード・フォーカスRS WRC04 10分34秒6
9 **L-P・コンパンク / J-M・ボルタ フォード・フォーカスRS WRC04 14分08秒7
10 *M・グロンホルム / T・ラウティアイネン フォード・フォーカスRS WRC06 16分20秒48
12 F・ヴィラグラ / D・カルレット 三菱ランサーエボリューション(N1位) 22分49秒8
13 E・オマー / S・ガルシア スバル・インプレッサ(N2位) 24分05秒3
14 C・メンジー / M・ベラ スバル・インプレッサ(N3位) 25分28秒8
15 N・アルアティヤ / C・パターソン スバル・インプレッサ(N4位、P1位) 25分52秒7
16 L・カザジュ / M・スズチェパニアク スバル・インプレッサ(N4位、P2位) 27分23秒1
21 M・バルダッチ / G・アグネス 三菱ランサーエボリューション(N8位、P3位) 40分00秒9
1位 のタイムは第1レグからのSS合計所要時間とペナルティーの合計
*マニュファクチャラーズ1対象ドライバー
**マニュファクチャラーズ2対象ドライバー
2位以下のタイムはトップとの差
N=グループN、P=プロダクションカー選手権 (PWRC)

■2006年世界ラリー選手権シリーズポイント 第6戦終了時
ドライバーズ
1位 S・ローブ (F) シトロエン 56
2位 M・グロンホルム (FIN) フォード 35
3位 D・ソルド (E) シトロエン 24
4位 P・ソルベルグ (N) スバル 18
5位 M・ストール (A) プジョー 18
6位 G・ガリ (I) 三菱自動車 11
7位 H・ベンゲ (F) フォード 9
8位 C・アトキンソン (AUS) スバル 8
9位 M・ヒルボネン (FIN) フォード 7
10位 H・ソルベルグ (N) プジョー 7
12位 D・カールソン (S) 三菱自動車 6
Nationality: A=オーストリア / AUS=オーストラリア / E=スペイン / F=フランス / FIN=フィンランド / S=スウェーデン / N=ノルウェー / I=イタリア
マニュファクチャラーズ
1位 クロノス・トタル・シトロエン 69
2位 フォード 57
3位 スバル 51
4位 OMVプジョー 31
5位 ストパート VK Mスポーツ フォード 15
6位 レッドブル スコダ 11

■2006年PWRC ドライバーズポイント 第3戦終了時
1位 N・アルアティヤ (QA) スバル 24
2位 L・カザジュ (PL) スバル 13
3位 M・バルダッチ (GB) 三菱自動車 12
4位 新井敏弘 (J) スバル 11
5位 奴田原 文雄 (J) 三菱自動車 10
6位 D・ヒギンス (GB) 三菱自動車 8
7位 S・マリーニ (I) 三菱自動車 7
8位 M・リガト (RA) 三菱自動車 6
9位 J・ラトバラ (FIN) スバル 5
10位 N・ヒース (GB) スバル 5
12位 S・ベルトラン (RA) 三菱自動車 17
13位 S・フォズテク (CZ) 三菱自動車 2
Nationality: I=イタリア / J=日本 / QA=カタール / FIN=フィンランド / GB=イギリス / RA=アルゼンチン / RUS=ロシア / PL=ポーランド/ CZ=チェコ

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