最終・第2レグ
2005年4月24日(日)
SS 10 - 20
ラリー全行程 774.62km / SS総距離 265.44km (2日間)
参加台数:48台(三菱車 14台)、APRC 19台(三菱車 10台)、
うちAPRCシリーズ登録7台(三菱車 5台)、オーストラリア国内選手権39台(三菱車 4台)
2005年FIAアジア・パシフィックラリー選手権第1戦「ラリー・オブ・キャンベラ」
J・ヴァリマキ(チームMRFタイヤ)がAPRC1位
三菱ランサーがAPRCトップ4を独占、
田口勝彦は無念のリタイア
三菱ランサーエボリューション
J・ヴァリマキ / J・カリオレポ
2005年FIAアジア・パシフィックラリー選手権(APRC)第1戦「ラリー・オブ・キャンベラ」が4月22日(金)〜24日(日)にオーストラリア国内の選手権併催で行われ、総エントリー48台、APRCに19台(全てグループN車両)うちAPRCシリーズ登録ドライバーは7人で開催された。同大会はオーストラリアのキャンベラ市を基点に全行程774.62km、うち競技区間(SS)265.44kmに渡って開催され、三菱ランサーエボリューション・グループN仕様を駆って「チームMRFタイヤ」より参戦したユッシ・ヴァリマキ(フィンランド)がAPRC1位(総合4位)。これにジェフ・アーガイル(ニュージーランド)がAPRC2位で続くなど、三菱ランサーエボリューションはAPRCのシリーズ登録ドライバーでは1〜4位を独占した。ヴァリマキと同じく「チームMRFタイヤ」より出場した田口勝彦は第1レグで無念のコースアウトによりリタイアとなった。なお、ラリーの総合優勝は2時間55分41秒9でコディ・クロッカー(オーストラリア/スバル・インプレッサ)だった。
三菱ランサーエボリューション
田口勝彦 / M・ステイシー
今大会ではキャンベラ市近郊の森林地帯が舞台となり、前車の巻き上げる埃と低い位置にある太陽の光が差し込む際のまぶしさが参加者を苦しめた。22日のセレモニースタートの後、競技は23日からスタート。第1レグを順調にスタートした田口は、SS2ゴール手前約3km地点に差し掛かった際、廻り込んだ左コーナーの出口に埃と太陽の日差しで一瞬前が見えなくなり外側にコースアウト。運悪く倒れている木の枝がラジエターを突き刺したため、オーバーヒート症状に見舞われてしまう。SSはそのままゴールしたものの、無念のリタイアとなってしまった。スーパーラリー規定により翌日の第2レグに出走した田口は、SS15で3位、SS16で1位と調子をあげてきたが、惜しくもSS17のジャンピングスポットでハイスピードから激しい着地を喫し冷却系を破損し走行不能に。残念ながらレグポイント獲得はならず、戦列を去ることとなった。
一方、チームメイトのヴァリマキは、2月に行われたFIA世界ラリー選手権(WRC)第2戦スウェディシュラリーでグループN4位となる程の実力の持ち主。APRCは全くの初体験ながら豊かな経験を活かして素早い習熟を見せ、第1レグの序盤こそ埃に視界を奪われてペースが鈍ったが、SS4では早くもAPRC首位を行く新井敏弘(スバル・インプレッサ)を上回るタイムを記録。第1レグ終了時点でAPRCトップ(総合3位)に躍進し、レグポイント3を獲得した。しかし、翌24日の第2レグで先行車が引きずり出していた木の枝を引っ掛けて車体にダメージを受けたヴァリマキは新井の再逆転を許し、サービスで修復されてスピードを取り戻したものの、僅少差の2位でゴール。ところが再車検で新井の車両が失格したため、繰上げで嬉しいAPRC1位を獲得、第2レグでもレグポイント3を獲得し、トータル16ポイントを獲得した。アジアでの初ラリーでAPRC登録ドライバーとしてデビューウィンを飾ったヴァリマキは上機嫌で、「初めてづくしの中で得た結果として非常に満足しています。我々はまだまだ速く走れることを実感しました」と次戦が待ち遠しい様子だった。
APRC第2戦ラリー・ニューカレドニアは5月20日(金)から22日(日)にかけて開催される。
■【最終・第2レグ終了時・総合成績】
順位
ドライバー / コ・ドライバー
車両
タイム
1
C・クロッカー / D・モスカット
スバル・インプレッサ(N)
2時間55分41秒9
2
D・ヘリッジ / B・ヘイズ
スバル・インプレッサ(N)
28秒9
3
J・カンガス / J・ラベット
スバル・インプレッサ(N)
2分12秒5
4
*J・ヴァリマキ / J・カリオレポ
三菱ランサーエボリューション(N)
2分33秒1
5
S・ペダー / G・ウェストン
三菱ランサーエボリューション(N)
6分26秒1
6
*G・アーガイル / J・シンクレア
三菱ランサーエボリューション(N)
6分50秒1
7
*B・グリーン / F・ペダーソン
三菱ランサーエボリューション(N)
17分51秒9
8
*D・マリー / S・スミス
三菱ランサーエボリューション(N)
23分35秒2
9
*国沢光宏 / S・バッハマン
スバル・インプレッサ(N)
27分01秒4
10
C・スネル / J・ケリー
三菱ランサーエボリューション(N)
29分08秒5
11
山田正樹 / 坂根昌子
三菱ランサーエボリューション(N)
30分14秒0
R
*田口勝彦 / M・ステイシー
三菱ランサーエボリューション(N)
-
1位のタイムは第1レグからのSS合計所要時間とペナルティーの合計
(N) =グループN / *=APRC登録ドライバー
2位以下のタイムはトップとの差
■2005年APRCシリーズポイント 第1戦終了時 (暫定)
ドライバーズ
1位
J・ヴァリマキ(三菱ランサー)
16
2位
G・アーガイル(三菱ランサー)
12
3位
B・グリーン(三菱ランサー)
8
4位
D・マリー(三菱ランサー)
5
5位
国沢光宏(スバル・インプレッサ)
4
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