スーパー耐久シリーズ 2005の第8戦(最終戦)「もてぎスーパー耐久300マイル」が、11月19日(土)〜20日(日)に栃木県のツインリンクもてぎのロードコースで開催された。今年のスーパー耐久は規定に大きな変更はないものの、クラス呼称が変更。クラス1〜4はそれぞれST1〜4クラスとなり、グループNプラスクラスはST5クラスとなった。
同大会には計5クラスに44台がエントリー。ST2クラスには11台が参加し、このうち三菱ランサーエボリューションは7台を占めた。19日(土)は朝から好天に恵まれ、完全なドライコンディションのもとで10時00分よりA、B両ドライバーの予選通過の可否を判断するドライバーズ予選を実施。三菱ランサーエボリューション\を駆る冨桝朋広/関豊選手組がクラス2位、第6戦で初優勝を果たしたWADA-Q/村田信博(CMSC栃木)/Y.HINOKI選手組(三菱ランサー)が3位を獲得する一方、3年連続シリーズチャンピオンを目指す中谷明彦/木下隆之選手組(三菱ランサー)はコースアウトを喫して10位にとどまった。続いて14時00分から行われた決勝グリッド順を決めるグリッド予選では、気温11℃という低温によりタイヤの温まりに各車苦労する中、終盤の全クラス走行枠でアタックを決めた冨桝選手組が3位、村田選手組が4位のタイムを記録。中谷選手組はエンジントラブルに見舞われコース上にストップし、総合40位、クラス11位と不本意なグリッド順からスタートを切ることになった。これで04年の開幕戦から続いていたクラスポールポジションの連続獲得記録は、残念ながら13でストップすることになった(十勝ラウンドは予選が行われないためカウントせず)。
決勝の20日(日)も好天に恵まれたが、気温13℃と冷え込む中でほぼ定刻の12時に100周レースのローリングスタートが切られると中谷明彦選手組三菱ランサーは序盤から怒涛の追い上げを見せ、6周目にはクラス6位まで浮上。しかし、4位争いを展開中の23周目にコースアウトを喫してフロント部を破損。37周目に行ったピット作業時に修復を行ったため順位を後退することとなった。一方、予選7位からスタートした小川日出生選手(CMSC山形)組三菱ランサーは1回目のピット作業時期を遅らせる作戦を取り、クラス5〜6位で安定した周回を重ねていたところ、46周目にコース上にストップした車両排除のためセーフティカーが導入。このタイミングを生かしてピット作業を行った。その後52周目でレースは再開したが、再びコース上のオイル処理のため57周から61周にかけてセーフティカーが導入され、これによる低速走行で燃費を稼いだ小川選手組は当初の2回ピット作戦を1回に変更。レース再開後間もなく3位にポジションを上げると終盤先行する樋口統也選手組(スバル・インプレッサ)に迫り、最終ラップで逆転する劇的なフィニッシュで今季最高位の2位表彰台を獲得した。この結果により小川選手組はシリーズ4位を確定した。また、細野智行選手組(CMSC栃木・三菱ランサー)が4位入賞。接触やコースアウトの頻発する荒れた展開の中、中谷選手組は7位でゴールし今年全戦で完走4勝を挙げるも、吉田寿博選手組が優勝した結果、中谷選手組の逆転による3年連続のタイトル獲得は果たせず、シリーズ2位を確定。吉田選手組がチャンピオンを確定する結果となった。なお、総合優勝は織戸学選手組のポルシェ911 GT3(ST1クラス)であった。
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