スーパー耐久シリーズ 2005の第5戦「SUPER TEC」が、8月6日(土)〜7日(日)に静岡県の富士スピードウェイで開催された。今年のスーパー耐久は規定に大きな変更はないものの、クラス呼称が変更。クラス1〜4はそれぞれST1〜4クラスとなり、グループNプラスクラスはST5クラスとなった。舞台となる富士スピードウェイは今年4月にリニューアルオープンした一周4.563kmの新コースで、従来からの長いストレートを特徴とするハイスピードにテクニカルな最終セクションが加わり、よりチャレンジングな設定に。今大会はシリーズ中、十勝24時間に次ぐレース距離となる4時間レースで行われ、新コース初の本格的耐久レースとして注目を集めた。
同大会には5クラスに44台が参加。ST2クラスには12台が参加し、このうち三菱ランサーエボリューションは9台を占めた。6日(土)の天候は晴れ時々曇り。12時10分よりA、B両ドライバーの予選通過の可否を判断するドライバーズ予選が30分間行われ、ディフェンディングチャンピオンで現在シリーズポイントランキング首位の中谷明彦/木下隆之選手組三菱ランサーエボリューション\が上位のST1クラスに分け入る総合6番手でクラストップタイムを記録。続いて14時20分から決勝グリッド順を決めるグリッド予選で序盤のST1/2/5クラス専有時間に出走した中谷選手組は吉田寿博/小泉和寛選手組(スバル・インプレッサ)とのタイムアタック合戦を制し、総合5番手の好タイムでST2クラスのポールポジションを獲得した。この結果により、予選の行われない十勝大会を除き、04年第1戦から通算11連続クラスポール獲得の大記録を達成した。また、三菱ランサーはWADA-Q/村田信博(CMSC栃木)/Y.HINOKI選手組が4位、赤鮫オヤジ/坂口良平/吉本晶哉選手組が5位、細野智行/朝倉貴志/朝倉宏志選手組(CMSC栃木)が6位グリッドをそれぞれ獲得した。
7日(日)も晴れ時々曇り。午後には降雨の予報確率もあったが、結局雨は降らず、完全ドライコンディションのもとで決勝レースが行われた。12時45分の定刻にローリングスタートが切られると中谷明彦選手組三菱ランサーは総合4番手のクラストップで安定した周回を重ね、50周目に1回目のピット作業を実施。この間隙に1回ピット作戦を狙う吉田選手組(スバル・インプレッサ)に先行されるが、64周目、吉田選手組がピットへ向かうと再び首位に浮上した。その後も三菱ランサーエボリューション独自のACD+スーパーAYCの統合制御によって、登り坂のタイトターンが続く最終セクションでも効果的にタイヤに負荷の少ない状態でハイペースを保った中谷選手組は、吉田選手組をじわじわと引き離し、102周目に2回目のピット作業をトップのままで終えるとそのまま1周以上の差をつけて優勝。今季4回目のポール・トゥ・ウィンを達成し、シリーズポイントランキング首位のリードを拡大した。また、8番手グリッドから見事な追い上げを見せた小川日出生(CMSC山形)選手組三菱ランサーが終盤、樋口統也選手組(スバル・インプレッサ)との差を詰めたものの惜しくも届かず4位。今季2回目の参戦となる島田和樹選手組三菱ランサーが健闘して6位に入賞した。なお、総合優勝は織戸学選手組のポルシェ911 GT3(ST1クラス)であった。
※CMSC(コルトモータースポーツクラブ)は、三菱車愛好者を中心としたJAF登録クラブで、東京の本部(会長:木全 巖)および全国24支部(各々独立JAF登録クラブ)から構成され、現在約700名の会員が活躍しています。詳しくは、
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