2005 ALL JAPAN
 
'05全日本ラリー選手権四輪駆動部門第5戦(最終戦)「第33回M.C.S.Cラリーハイランドマスターズ2005」
2005年10月21日(金)〜23日(日) 岐阜県高山市丹生川町久手「ほおのき平スキー場」(スタート・ゴール)
全行程: 344.31km(SS総距離102.99km)
三菱ランサー奴田原文雄選手がCクラスチャンピオン確定!
4年連続6度目のタイトルを文句なしの今季3勝目で決める!



Cクラスで優勝した
奴田原文雄選手の三菱ランサーエボリューション

Cクラスチャンピオンを確定した
奴田原文雄選手(左)と小田切 順之選手(右)

Cクラス2位の
田口幸宏選手(CMSC埼玉)の三菱ランサーエボリューション
参加台数:48台(三菱車 28台)
Aクラス(〜1400cc) 5台
Bクラス(1401〜2000cc) 7台(三菱ランサー他3台)
Cクラス(2001cc〜) 26台(三菱ランサー20台)
※ターボ付車両は、本来の排気量の1.7倍でクラス分けされる


■結果
【Cクラス】
 完走16台
順位 ドライバー/ナビゲーター 車両 タイム
1 奴田原 文雄/小田切 順之 三菱ランサーエボリューション 58分34秒7
2 田口 幸宏(CMSC埼玉)/佐藤 忠宜 三菱ランサーエボリューション 58分55秒7
3 綾部 美津雄/市野 諮 スバル・インプレッサ 58分57秒9
4 石田 雅之/澤田 茂 三菱ランサーエボリューション 59分25秒8
5 福永 修(CMSC大阪)/奥村 久継 三菱ランサーエボリューション 59分26秒7
6 炭山 裕矢/星野 元 スバル・インプレッサ 1時間00分10秒6
7 平林 織部/晝田 満彦 スバル・インプレッサ 1時間00分21秒0
8 星野 博(CMSC群馬)/鈴木 一也 三菱ランサーエボリューション 1時間00分21秒2
9 飯泉 忠雄(CMSC群馬)/石田 裕一 三菱ランサーエボリューション 1時間01分31秒9
10 桑田 幸典/井川 宏美 三菱ランサーエボリューション 1時間02分27秒0
【Bクラス】 完走6台
順位 ドライバー/ナビゲーター 車両 タイム
1 大嶋 治夫/井出上 達也 スバル・インプレッサ 1時間01分18秒8
2 原口 真/松井 和子 スバル・インプレッサ 1時間01分52秒4
3 石川 俊明(CMSC秋田)/田中 直哉 三菱ランサー 1時間03分46秒8
4 守屋 教昭/小鼻 敏也 スバル・インプレッサ 1時間06分30秒6
5 下川 智之/矢柳 靜一郎 三菱ランサー 1時間11分08秒9
6 竹下 紀子/島津 雅彦 スバル・インプレッサ 1時間16分02秒9
*タイムはSS走行時間とペナルティ時間の合計


 '05全日本ラリー選手権四輪駆動部門の第5戦(最終戦)「第33回M.C.S.Cラリーハイランドマスターズ2005」が、10月21日(金)〜23日(日)に岐阜県高山市丹生川町「ほおのき平スキー場」を基点に開催された。今大会には選手権対象外のオープンクラスを含む4クラスに合計48台の参加があり、三菱車はCクラス26台中20台のランサー、Bクラス7台中3台のランサーがエントリーするなど過半数を占めた。今年2月1日の町村合併によってコースの全エリアが高山市内となったオールグラベルのSSは、林道3箇所を使い、再走、逆走を交えて合計10本・総延長81.163qで構成された。22日(土)当日の天候はSS1までは曇天だったが、SS2以降は小雨が降り出してセミウェット路面に。夜になってさらに雨は雪に変わって終盤3箇所のSSがキャンセルとなった。

 Cクラスでは今季、三菱ランサーエボリューションを駆ってFIAプロダクションカー世界ラリー選手権(PWRC)への参戦と同時に全日本選手権Cクラスの4連覇と通算6度目のチャンピオンを目指す奴田原文雄選手が、前戦(第4戦)優勝によりシリーズポイントランキング首位に立ち、2位の鎌田卓麻選手(スバル・インプレッサ)に15点差と、王手をかけて今大会に臨んでいた。三菱ランサーで気迫の走りを見せる奴田原選手は第1SSからトップタイムを記録。第2SSこそ勝田範彦選手(スバル・インプレッサ)に譲ったが、その後、第3〜6SSでは圧倒的な4区間連続トップタイムを叩き出して首位の座を固めた。そして、第6SSでは唯一逆転チャンピオンの可能性を残していた鎌田選手がウエット路面でのコースアウトからリタイアとなったため、この時点で奴田原選手の同クラスチャンピオンが確定*。奴田原選手は第7SSも僅差の5番手で首位の座をキープし、第8〜10SSが降雪によるコンディション悪化のためにキャンセルされたことにより、そのまま逃げ切りで前戦に続く2連勝と今季3勝目を獲得。Cクラスでは99、00、02〜04年に続き6度目、95年のBクラスを含めると実に7度目となる栄冠に花を添えた。また、序盤からじわじわと順位を上げ第6SS終了時点で3位につけていた昨年大会の勝者、田口幸宏選手(CMSC埼玉・三菱ランサー)が第7SSでトップタイムを記録して2位に浮上。そのままゴールして、三菱ランサーは最終戦を1-2フィニッシュで締めくくる結果となった。三菱ランサーは上位10台中7台を占める健闘ぶりだった。なお、奴田原選手のナビゲーターを務めた小田切順之選手も、ナビゲーター部門のCクラスチャンピオンを確定*した。

 一方、Bクラスでは、ここまでシリーズ2位の田中伸幸選手(CMSC札幌・三菱ランサー)が欠場する中、三菱ランサーを駆る石川俊明選手(CMSC秋田)が序盤から3番手につけ、原口真選手(スバル・インプレッサ)と2位を争ったが、そのままの順位でゴール。3位入賞によりシリーズランキング5位に浮上してシーズンを終えた。


*正式な選手権の順位認定は年末のJAFモータースポーツ表彰式によって行われる。
*CMSC(コルトモータースポーツクラブ)は、三菱車愛好者を中心としたJAF登録クラブで、東京の本部(会長:木全 巖)および全国24支部(各々独立JAF登録クラブ)から構成され、現在約700名の会員が活躍しています。詳しくは、CMSCホームページをご覧下さい。

■四輪駆動部門第5戦終了時のシリーズポイント(全5戦有効)
Cクラス
順位 ドライバー 車両 Rd1 Rd2 Rd3 Rd4 Rd5 Total
1 奴田原 文雄 三菱ランサー 20 12 15 20 20 87
2 鎌田 卓麻 スバル・インプレッサ 12 20 20 0 0 52
3 石田 雅之 三菱ランサー 8 15 12 0 10 45
4 田口 幸宏(CMSC埼玉) 三菱ランサー 0 2 0 12 15 29
5 勝田 範彦 スバル・インプレッサ 10 3 0 15 0 28
6 平林 織部 スバル・インプレッサ 4 0 8 10 4 26
7 炭山 裕矢 スバル・インプレッサ 0 10 0 6 6 22
8 飯泉 忠男(CMSC群馬) 三菱ランサー 3 6 10 0 2 21
9 石田 正史 三菱ランサー 15 0 0 - - 15
10 福永 修(CMSC大阪) 三菱ランサー 6 0 0 0 8 14
Bクラス
順位 ドライバー 車両 Rd1 Rd2 Rd3 Rd4 Rd5 Total
1 原口 真 スバル・インプレッサ 20 20 15 15 15 85
2 大嶋 治夫 スバル・インプレッサ 15 0 0 20 20 55
3 田中 伸幸(CMSC札幌) 三菱ランサー 10 8 20 12 - 50
4 守屋 教昭 スバル・インプレッサ 8 12 0 6 10 36
5 石川 俊明(CMSC秋田) 三菱ランサー - 15 0 0 12 27
6 森清 俊幸 三菱ランサー - 10 12 0 - 22
6 関根 正人 三菱ランサー 12 0 0 10 - 22
8 竹下 紀子 スバル・インプレッサ - 4 10 0 6 20
9 下川 智之 三菱ランサー 6 6 - - 8 20
10 猿谷 洋文(CMSC帯広) 三菱ミラージュ - - 8 - - 8
ポイント1位から10位まで各20-15-12-10-8-6-4-3-2-1