2004年FIAプロダクションカー世界ラリー選手権第4戦
「ラリー・アルゼンチン」
ヤニ・パーソネンが繰り上がり優勝(8/16更新)
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三菱ランサーエボリューション
D・ソラ / X・アミゴ
(写真: '04.7.18 第3レグ) |
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| 2004年FIA世界プロダクションカー・ラリー選手権(PWRC)第4戦ラリー・アルゼンチンは7月18日(日)、最終の第3レグを行いダニエル・ソラ(スペイン、三菱ランサーエボリューション)がSS(競技区間)合計タイム4時間45分3 2秒4で優勝した。総合2位はヤニ・パーソネン(フィンランド、三菱ランサーエボリューション)、総合3位はマンフレッド・ストール(オーストリア、三菱ランサーエボリューション)。ランサーエボリューションユーザーが上位を独占する形となり、シリーズポイントでもソラが合計26点でトップを維持。パーソネンは今回8点をマークし合計23点で2位に浮上。さらに、ストールが合計16点で3位になるなど今回のラリーの総合順位と同じオーダーとなっている。
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残念だったのは第2レグ終盤でトップに立ち、優勝が期待されたジャンルイジ・ガリ(イタリア、三菱ランサーエボリューション)。ガリは第2レグの最終サービスでトランスミッションの交換作業が長引き、規定時間をオーバーしたために1分のペナルティが課せられ2位にドロップ。さらに、第3レグ最初のSSでステアリングアームが破損しリタイアとなってしまった。
三菱自動車チームでガリのチームメイトとなるソラは、ガリが戦列を去るとPWR Cのトップに浮上。そのまま最後まで走りきり第3戦メキシコ以来の優勝を決めた。「勝つことができて本当に嬉しいですね。なぜなら今回の目的は優勝というよりも、なるべく高い順位でフィニッシュすることだったからです。初日に転倒してしまった時はもうだめかと思いましたが、メカニックたちがマシンを直してくれたおかげで優勝することができました」と、ガリはメカニックに感謝の言葉を捧げた。
初日にエンジントラブルでリタイアした日本の奴田原文雄(ADVAN・PIAA ラリーチーム、ランサーエボリューション)は、マシンを整備して第3レグに出走。スーパーラリー扱いとなるため総合順位やポイントを得ることはできないが、己の実力を試すべく入魂のSSアタックを敢行した。そして、奴田原は第24SSでPWR C3位、第25SSでPWRC4位、最終の第26SS“エル・コンドル”ではPW RC1位、グループNトップというタイムをたたき出す。奴田原がベストタイムをマークしたのは第3戦ニュージーランド以来2回目のこと。リザルトこそ残せなかったが、奴田原のパフォーマンスは確実に向上している。
PWRC次戦は、シリーズ第5戦となるドイツ。8月20〜22日にかけて今シーズン初のターマックラリーとして開催される。
■SSベストタイムをマークした奴田原文雄のコメント
「メカニックがマシンを完全に直してくれたため、今日は万全の状態で走ることができました。標高の高いエル・コンドルでは上りでエンジンの温度がやや上がり気味でしたが、それ以外は問題なし。自分でもよい走りができたと思います。今回はリタイアという結果になり非常に残念ですが、次のドイツに向けて気持ちを切り替えます。PWRCでは初めてのターマックラリーとなるので、事前にタイヤなどしっかりテストしてのぞみたいと思います」
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