ランサーWRC04のガリは総合10位でフィニッシュ
マニュファクチャラーポイントを獲得
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三菱ランサーWRC04
G・ガリ / G・ドゥアモーレ
(写真: '04.6.27 第3レグ)
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2004年FIA世界ラリー選手権(WRC)第7戦ラリー・オブ・トルコは6月27日(日)、ケメル西部および北部の山岳地帯で第3レグを行い、セバスチャン・ローブ(フランス、シトロエン・クサラWRC)がSS合計タイム4時間48分26秒8で優勝した。総合2位はマーカス・グロンホルム(フィンランド、プジョー307WRC)、総合3位はペター・ソルベルグ(ノルウェー、スバルインプレッサWRC2004)。「チーム三菱自動車モータースポーツ」のジャンルイジ・ガリ(イタリア、ランサーWRC04)は前日よりもひとつ順位を上げて10位、ジル・パニッツィ(フランス、ランサーWRC04)は第1レグでリタイアするもスーパーラリー・システムにもとづいて第2レグより再出走し、第3レグもすべてのSSを走りきった。
ラリー最終日となった第3レグは、前日に引き続き快晴に恵まれケメルのサービスパークでは最高気温が44度に達した。第2レグでターボトラブルに見舞われた三菱自動車チームのガリは、スロー走行を強いられるがそれでも総合順位では11位につける。そして、迎えた第3レグでは安定した走りですべてのステージをクリアし総合10位でフィニッシュ。マニュファクチャラーポイントを2ポイントマークした。「ラリー中はいろいろとトラブルも発生しましたが、当初の目標である完走を果たすことができて非常に嬉しく思います」と、フィニッシュ後明るい表情で語るガリ。「おまけにマニュファクチャラーポイントを獲得することもできて大変満足です。自分としてはマシンの特性を確認しながら、少しずつドライビングスタイルを変化させていきました。これまでにないほど長い距離を走ることができたので多くの経験を積み、成長することができたと思っています」
テクニカル・デイレクターのマリオ・フォルナリスは「ガリはマシンにトラブルが発生したにも関わらず最後まで走りきり我々に貴重なデータを残してくれました。おまけにマニュファクチャラーポイントも獲得するなど素晴らしい働きをしてくれたと思います」と、ガリの健闘ぶりを高く評価している。
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三菱ランサーWRC04
G・パニッツィ / H・パニッツィ
(写真: '04.6.27 第3レグ) |
第1レグ2日目にコンピュータのトラブルによってリタイアしたパニッツィは、第2レグに続き第3レグにもスーパーラリー・システムを活用して出走。その主目的はマシンの実戦テストであるが、パニッツィは昨日にも増してペースをアップ。4つ用意されたSSで5番手のタイムを3回刻むなど好調ぶりをアピールした。「第2レグで試したサスペンションのセッティングがとても良い具合で、今日は納得のいく走りができたと思います。第1レグでリタイアしてしまったことは確かに残念ですが、新しいセッティングを発見できたことは私にとって非常に喜ばしいことです。次戦のアルゼンチンがとても楽しみですね」と、パニッツィ。パニッツィは最終の第17SSの途中でギヤボックスにトラブルが発生し大幅にタイムダウンしたが、今回のラリーで大きな収穫を得たことに満足していた。
なお、グループNクラスではランサーエボリューションを駆る地元トルコのヴェダ・ディケールがクラス3位で、同じくランサーエボリューションで出場したイタリアのリッカルド・エラーニがクラス4位でフィニッシュしている。
次回のWRCは7月15日から18日にかけて開催される第8戦「ラリー・アルゼンチーナ」。南半球に位置するアルゼンチンは日本とは季節が逆になるため冬となり気温もかなり低くなる。三菱自動車チームは2台のランサーWRC04を送り込み、パニッツィ、クリスチャン・ソルベルグのふたりがステアリングを握る。また、このイベントはPWRC(プロダクションカー世界ラリー選手権)第4戦との同時開催となり、グループN仕様のランサーエボリューションも、日本から奴田原文雄を含め多数参加する予定だ。
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【トピックス】
■数多くの古代遺跡が点在するトルコ
ブラッド・ピットが出演した映画「トロイ」が日本でも公開され、改めてトルコの古代遺跡が注目される今日このごろ。実はトルコにはギリシアに匹敵するほど数多くの重要な遺跡が点在している。ラリーのホストタウンとなったアンタルヤはマリンリゾートとして名高いが、東へ40kmほど行くと有名な「アスペンドス遺跡」がある。ここは小アジアでは最大クラスの古代円形劇場が名物で、その保存状態は驚くほど良好。壮大な眺めは一見の価値がある。6月には国際オペラ・バレエフェスティバルが開催され、観光客の数は一気に膨れ上がる。質の高いエンターテインメントを観賞しながら古代に思いをはせるのもまた、一興かもしれない。
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