Event SchedulePoint StandingsTeam & DriversLancer WRC04


Team & Drivers
最終・第3レグ
2004年1月25日(日) Monaco - Monaco (269.16 km) SS 12 - 15 (104.40 km)
天候:曇り 一時 晴れ 路面:氷結、溶雪、ドライターマック(舗装路)のミックスコンディション
三菱自動車のパニッツィ
ランサーWRC04のデビュー戦を
総合6位でフィニッシュ


三菱ランサーWRC04
G・パニッツィ / H・パニッツィ
(写真:'04.1.25 第3レグ)


 2004年世界ラリー選手権(WRC)第1戦モンテカルロラリーは、1月25日(日)最終・第3レグを行いセバスチャン・ローブ(フランス、シトロエン・クサラWRC)がSS(競技区間)合計タイム4時間12分03秒0で優勝した。総合2位はマルコ・マーチン(エストニア、フォード・フォーカスRS)、総合3位はフランソワ・デュバル(ベルギー、フォード・フォーカスRS)。三菱自動車モータースポーツチームのジル・パニッツィ(フランス、ランサーWRC04)は総合6位でフィニッシュした。

 モンテカルロラリー最終日、この日は有名なチュリニ峠を含む4ヶ所のSSが用意された。フランス山中の2つのステージを2回づつ通るコース設定だ。路面は基本的にドライだがところどころに残雪があり、凍結している箇所も点在する難しいコンディション。一瞬の判断ミスでコースアウトする危険性が非常に高い。
 この困難なステージをパニッツィは危なげなく走る。ハンドブレーキやフロントショックアブソーバーにトラブルを抱えながらもSS12を7位、SS13を6位でクリアした。最後まで走りきり、なるべく多くのデータを収集するために決して無理なアタックはしない。
 その後パニッツィはモンテカルロに戻り15分間のサービスでショックアブソーバーを交換。SS12、SS13と同じコースの再走となるSS14とSS15では5位のタイムをマーク。ペター・ソルベルグ(ノルウェー、スバルインプレッサ)がSS14でクラッシュにより後退したこともあり、パニッツィは最終的に総合6位でゴールし、ドライバーズ、マニュファクチャラーズ共に3ポイントを獲得した。


三菱ランサーWRC04
G・パニッツィ / H・パニッツィ
(写真:'04.1.25 第3レグ)
「6位という結果には満足しています。出来たばかりのマシンで、なおかつあまりテストをする時間もなかったので走る前は不安でした。しかし、深刻なトラブルもなく3日間を走りきれたのは素晴らしいことだと思います。三菱自動車モータースポーツチームに入って良かったと強く感じました。ランサーWRC04のこれからの進化が楽しみです」とパニッツィ。ニューマシンのデビュー戦としては上々の結果に、パニッツィも嬉しそうだ。

 2004年WRC次戦は第2戦スウェディッシュラリー。2月6日(金)から8(日)まで3日間にわたってスウェーデン、カールスタッドを中心に開催される。三菱自動車モータースポーツは、レギュラードライバーのパニッツィと、フィンランド人のクリスチャン・ソルベルグのふたりをエントリー。本格的なスノーラリーでふたりのドライバーが、そしてランサーWRC04がどのような活躍を見せるかに注目したい。


【トピックス】

■モンテカルロといえばチュリニ峠
 モンテカルロラリーと聞いて「チュリニ峠」を思い浮かべる人は多いはずだ。恐らく世界一有名な? この峠道では昔から数々の名勝負が行われてきた。そのチュリニ峠でもっとも観客から人気があるのは、小さな村の中のクランクコーナー。ここにヨーロッパ中からラリーファンが集まり前の晩から大にぎわいとなる。みなワインやサンドイッチを片手に飲めや歌えやの大騒ぎ。気がつくといつの間にか雪合戦が始まり頭上を雪玉が飛び交う。やがてラリーマシンがコーナーに入ってくると観客の興奮  は絶頂に。素晴らしいパフォーマンスを見せたものには大拍手が、おとなしい走りをしたものには容赦なく雪玉が浴びせられる。中には雪玉の中に小石を入れて投げる輩も。間違って人に当たることもあるので油断はできない。ただし、地元フランスのドライバーはどんな走りをしても暖かい拍手で迎えられる。優勝したローブやパニッツィといったフランス勢は、大歓声の中チュリニ峠を走り抜けていった。

■2004年世界ラリー選手権シリーズポイント 第1戦終了時(暫定)
ドライバーズ
1位 S・ローブ 10
2位 M・マーチン 8
3位 F・デュバル 6
4位 M・グロンホルム 5
5位 F・ロイックス 4
6位 G・パニッツィ 3
7位 P・ソルベルグ 2
8位 O・ブッリ 1
マニュファクチャラーズ
1位 フォード 14
2位 シトロエン 10
3位 プジョー 9
4位 三菱自動車 3
5位 スバル 2

■【最終・第3レグ終了時・総合成績(暫定)】

順位

ドライバー / コ・ドライバー 車両(WRC=ワールドラリーカー)
タイム
1 *S・ローブ/ D・エレナ シトロエン・クサラWRC 4時間12分03秒0
2 *M・マーチン / M・パーク フォード・フォーカスRS WRC03 1分12秒6
3 *F・デュバル / S・プレボット フォード・フォーカスRS WRC03 1分19秒6
4 *M・グロンホルム / T・ラウティアイネン プジョー307WRC 1分26秒8
5

*F・ロイックス / S・スミッツ

プジョー307WRC 8分16秒9
6 *G・パニッツィ / H・パニッツィ 三菱ランサーWRC04 10分11秒6
7 *P・ソルベルグ / P・ミルズ スバル・インプレッサWRC2003 10分42秒2
8

O・ブッリ / J-P・パティー

スバル・インプレッサWRC 17分49秒1
9 J・ベレス / P・スターレー ヒュンダイ・アクセントWRC 19分43秒1
10 N・ベルナルディ / D・ジロウデ ルノー・クリオ 23分38秒1
1位 のタイムは第1レグからのSS合計所要時間とペナルティーの合計
*マニュファクチャラーズ対象ドライバー
2位以下のタイムはトップとの差