Daily Report
第2レグ
2004年5月9日(日) SS 10 - 14
2004年FIAアジア・パシフィックラリー選手権第1戦「ラリー・オブ・キャンベラ」
三菱ランサーエボリューションの
アーミン・クレマー(ドイツ)がAPRC2位
田口勝彦がAPRC3位でフィニッシュ


三菱ランサーエボリューション
田口勝彦 / M・ステイシー
(写真:'04.5.9 最終・第2レグ)


 2004年FIAアジア・パシフィックラリー選手権(APRC)の第1戦「ラリー・キャンベラ」が5月8日(土)〜9日(日)にかけてキャンベラ近郊の森林地帯を舞台に総走行距離738.14km、うち競技区間(=SS)合計262.72kmに渡って開催され、三菱ランサーエボリューションVIII・グループN仕様で「MRF TYRES」チームから参戦した田口勝彦がAPRC3位[=APRC登録ドライバーでの順位(総合9位)]、同チームのアーミン・クレマー(ドイツ)はAPRC2位(総合6位)を果たし、チームはシリーズチャンピオン獲得に向けて好スタートを切った。


三菱ランサーエボリューション
A・クレマー / T・ゴッドシャーク
(写真:'04.5.9 最終・第2レグ)
 オーストラリア南東部に位置する同国の首都キャンベラ周辺の林道を使い、2日間2レグで行われた同大会は99年以来APRCの1戦に組み込まれており、豪州の国内選手権など4つのタイトルを兼ねて、総勢64台(うちAPRC登録は31台)が参加。2004年APRCに全戦参戦し、シリーズチャンピオンを目指す田口にとっては緒戦となる。この10週間も降雨がないというグラベル路面は埃が酷く、しばしば前方視界を遮られてペースを乱されるほどだったが、田口は1999年のAPRCチャンピオンらしく序盤から落ち着いた走りでAPRCクラスの2、3番手タイムを記録。SS4〜6では3区間連続で同クラスのトップタイムを獲得する速さを見せて8日のレグ1をK・シン(プロトン)に続くAPRC2位で終了した。しかし9日のレグ2最初のSS10で痛恨のパンクに見舞われ、コース上での交換を強いられて3位に後退。その後はペースを取り戻して走りきり、チームメイトで2003年APRCチャンピオンのクレマーに続くAPRCクラス3位/総合9位でフィニッシュした。

 田口はラリー後、「今回ランサーはとても良く仕上がり、開幕戦でAPRC3位を獲得出来たことは目標であるシリーズチャンピオンに向けて大きな意味がある。次戦のニューカレドニアまでの時間は限られていますが、さらなる改良も施して全力で臨みます」と語り、三菱ランサーの好調ぶりと2度目のタイトル獲得に向けた意欲をアピールした。APRC第2戦ラリー・ニューカレドニアは5月28(金)〜30日(日)にかけて、南太平洋、仏領のニューカレドニアで開催される。

■【最終総合成績(暫定)】

順位

ドライバー / コ・ドライバー 車両
タイム
1 D・ヘリッジ / G・マクニール スバル・インプレッサ(N) 2時間58分40秒5
2 J・カンガス / J・ラベット 三菱ランサーエボリューション(N) 10秒6
3 新井 敏弘 / T・サーカム スバル・インプレッサ(N) 15秒5
4 C・クロッカー / G・フォレッタ スバル・インプレッサ(N) 31秒7
5 *K・シン / A・オー プロトンPERT(N) 1分25秒3
6 *A・クレマー / T・ゴッドシャーク 三菱ランサーエボリューション(N) 4分19秒3
7 S・ペダー / T・フィーバー 三菱ランサーエボリューション(N) 5分35秒4
8 B・ゴールズボロウ / D・モスカット スバル・インプレッサ(N) 5分56秒3
9 *田口勝彦 / M・ステイシー 三菱ランサーエボリューション(N) 6分10秒6
10 *C・アトキンソン / B・アトキンソン スズキ・イグニス/スーパー1600(A) 6分22秒9
1位のタイムは第1レグからのSS合計所要時間とペナルティーの合計
(A)=グループA / (N) =グループN / *=APRC登録ドライバー
2位以下のタイムはトップとの差

■2004年APRCシリーズポイント 第1戦終了時 (暫定)
ドライバーズ
1位 K・シン(プロトンPERT) 16
2位 A・クレマー(三菱ランサー) 9
3位 田口勝彦(三菱ランサー) 8
4位 C・アトキンソン(スズキイグニス) 7
5位 G・アーガイル(三菱ランサー) 1
マニュファクチャラーズ
1位 プロトン 16
2位 三菱 11
3位 スズキ 7