第33回インターナショナル ポッカ1000kmレース
2004年8月21日(土)公式予選/22日(日)決勝 三重県鈴鹿市「鈴鹿サーキット国際レーシングコース」
観客数:31,000人(決勝日) 周回数:173周(1周5.807km)
富枡朋広選手組三菱ランサー(スーパー耐久クラス)がクラス優勝!
スーパー耐久シリーズも含めうれしいレース初優勝



スーパー耐久グループ優勝の富枡朋広選手組の
三菱ランサーエボリューション[

S耐クラス表彰台の中央に立つ富枡朋広選手(右)と関 豊選手
参加台数:30台(決勝レース出走30台、完走25台)
GT500クラス :3台
GT300クラス :8台
スーパー耐久クラス :10台(三菱ランサー3台)
オープンクラス :5台 ※鈴鹿クラブマンレースGT、ワンメークレース車両
RSクラス :4台 ※レーシングスポーツ(単座席のスポーツカー)

■結果
【スーパー耐久クラス】

完走 : 8台
順位 ドライバー 車両
タイム
周回数
グリッド順位
1 富枡朋広/関 豊組 三菱ランサーエボリューション 6時間10分39秒155 150周 3
2 粕谷俊二/見崎清志/OSAMU組 日産スカイラインGT-R 6時間08分58秒433 148周 4
3 古谷直広/山本将之/塩渕誠二組 ホンダ・インテグラ 6時間09分44秒428 145周 6
4 浅野武夫/笠原智行/水書健司組 ホンダ・インテグラ 6時間11分05秒264 144周 7
5 竹島 徹/島田和樹/寺下昌宏組 三菱ランサーエボリューション 6時間11分03秒778 142周 8
6 金森敏一/野地博行/瀧 茂巳組 ホンダ・インテグラ 6時間09分28秒744 135周 5
 

 1966年に始まり80年代からは夏休み最後のイベントとして定着している「2004第33回インターナショナル ポッカ1000km」(通称:鈴鹿1000km)が、8月21〜22日にかけて三重県鈴鹿市の「鈴鹿サーキット 国際レーシングコース」 (1周5.807km)で開催された。この鈴鹿1000kmは、ツーリングカーのレースとしてスタートして、80年代にはスポーツプロトタイプカー、90年代にはGTのFIA世界選手権がかけられるなど世界的にも著名なイベント。今年も国際格式として開催された。全日本GT選手権出場車や、小型スポーツカーであるRSなど合計5つのカテゴリーの車両の混走となっているのも、この大会ならではのスタイルである。同大会のスーパー耐久(S耐)クラスには10台が出走。これはS耐シリーズ戦のクラス1〜4、グループNプラスクラスを含めた通常の5クラスを同一のグループとしてカテゴリー分けしたもので、シリーズ戦をクラス2で戦っている三菱ランサー勢はこのうち3台を占めた。

 21日の予選日は曇り。天候は下り坂ながら終日雨は落ちず、ドライコンディションで行われた。気温も30度弱と例年の同大会に比べれば過ごしやすい。三菱車は午前中の1回目セッションで富枡朋広/関豊選手組の駆る三菱ランサーエボリューション[がS耐クラスの2番手タイムを記録。午後は他車を含めてタイム更新はならず、クラス2番手グリッドを確定し、ランサーのパフォーマンスを印象つけた。

 22日は未明に少量の降雨があり、日中も雨の予報があったが、午後1時のスタート時点では曇り時々晴れ。気温は28度と、やはり低めだが、湿度が高まりやや蒸し暑い。序盤にクラスポールスタートのポルシェがコースアウト〜リタイヤしたことにより富枡選手組ランサーは通常S耐クラスでは上のクラス(クラス1)である粕谷俊二/見崎清志/OSAMU選手組の日産スカイラインGT-RとS耐クラスのトップ争いを展開。ポルシェに替わって首位に立ったスカイラインGT-Rだが燃費で勝る三菱ランサーはピット作業インターバルが短いことを利して逆転。終盤はブレーキトラブルに見舞われたスカイラインGT-Rに対しノントラブルで走りきり、見事クラス優勝を獲得。富枡選手組はS耐シリーズ戦を含みレース初優勝。総合順位でもGT300車両やオープンクラス勢の真っ只中の12位に食い込み、表彰台では観客の盛んな声援を受けた。なお、総合優勝は道上龍/セバスチャン・フィリップ/伊藤大輔選手組のホンダNSX(GT500クラス)が獲得した。