※CMSC(コルトモータースポーツクラブ)は、三菱車愛好者を中心としたJAF登録クラブで、東京の本部(会長:木全 巖)および全国24支部(各々独立JAF登録クラブ)から構成され、現在約700名の会員が活躍しています。
シーズンを締めくくるダートトライアル競技の祭典 '04JAF CUPダートトライアル 「DIRT TRIAL OF JAPAN 2004 」が11月14日(日)、大阪府河内長野市の 「プラザ阪下 」で開催された。同大会には今季の全日本ダートトライアル選手権各競技会の各クラスにおいて上位10位以内に入賞した実績を持つ選手、および各地区・地方選手権において今季各大会各クラス中上位3位以内に入賞した実績を持つ選手が8つのクラスに分かれ、合計73台が参加。全国の強豪が一堂に会し、熱戦が繰り広げられた。三菱車は従来のAクラスよりも厳しく改造範囲を制限され、市販車により近い状態で戦うN4クラスとN2クラス、従来のCクラスに相当する改造範囲のS3クラスを中心に 29台がエントリーし、中でもN2クラスでは三菱ミラージュが11台中9台、S3クラスでは三菱ランサーが7台中6台を占めるなど、人気ぶりをうかがわせた 。
コースは同会場の特徴でもあるヒルクライムの要素を盛り込んだ林道風の登坂路と、その途中にある平らな広場でのパイロンスラロームを組み合わせたもの。今季開幕戦とほぼ同様の設定で行われた。当日は晴れのち曇りで日なたでは汗ばむほどの陽気に。熱心な観客が多数詰め掛け、会場は賑わいを見せた。ドライコンディションの路面は1本目の走行によってヒルクライム区間が若干荒れたがタイムに大きく影響を及ぼすほどではなく、むしろパイロン区間が勝負の決め手となった。
N4クラスでは三菱ランサーエボリューションを駆り、同地で開催された今季の全日本選手権開幕戦で入賞経験のある矢本裕之選手(CMSC大阪)が、1本目で大竹公二選手(スバル・インプレッサ)に僅差の2番手タイムを記録。しかし、逆転を期して臨んだ2本目で惜しくもタイムアップはならず、2位に入賞した。また、今季2勝を挙げてシリーズ3位を確定*している1本目3位の吉村修選手が、2本目転倒リタイアとなるが1本目タイムにより3位に続くなど、三菱ランサーは上位10台中8台を占めた。
一方、S3 クラスでは今季全日本戦シリーズ4位を確定*している櫛田正文選手(CMSC岐阜)が1本目でトップタイムを記録。2本目でも自らのベストを縮め、文句なしの優勝を果たした。また、丹羽政彦選手が2位、永山光晴選手が3位で三菱ランサーが圧倒的なワン・ツー・スリー・フィニッシュを飾った。さらにN2クラスでは地元大阪出身の西田和彦選手(三菱ミラージュ)が1本目健闘してトップタイム。2本目はやや伸び悩んだものの1本目のベストタイムで見事優勝を決めた。これに今季全日本戦で2勝を挙げた上野倫広選手と大下剛選手が続き、こちらは三菱ミラージュによるワン・ツー・スリー・フィニッシュとなった。このほか、Dクラスでも地元大阪の田中伸彦選手が1本目に記録した自己のトップタイムを2本目でただ一人短縮してみせ、優勝を果たした。