
シートベルト
シートベルトは安全の基本!
シートベルトは、万一衝突したときに運転者や同乗者を守るための最も基本的な安全装備です。自動車乗車時に交通事故で亡くなった方の内、約半数はシートベルトを着用していませんでした。
シートベルト着用・非着用で事故時の乗車位置別の致死率(※1)を見ると、運転席では着用時が0.17%、非着用時は7.20%となっており、非着用時の致死率は着用時の約43倍になります。さらに、助手席では約11倍、後部座席では約3倍と非着用時の致死率が高くなっています。また、事故の約40%は運転開始の20分以内に発生しています。「短時間だから、短距離だから」という油断は禁物です。
尚、運転者がシートベルトを着用しないまま走行し続けると、警報音が鳴り着用を促す「シートベルト・リマインダー」の装着が、2005年9月1日から販売される新型車に義務付けられました。当社では、義務付けより前に、2004年に発売の『コルト プラス』から採用を開始しました。
※1:致死率とは、事故にあったときの死亡に至る割合

プリテンショナー&フォースリミッター付シートベルト
車両前方からの衝突時に設定レベル以上の衝撃を感知した際に、プリテンショナーがシートベルトを瞬時に巻き上げ、乗員の拘束効果を高めます。
さらに、設定レベル以上の荷重がシートベルトに加わるとフォースリミッタ−がその力を吸収。シートベルトの拘束力を適正に保って胸部への負担を軽減します。
プリテンショナー&フォースリミッター付シートベルトは、ほぼ全ての乗用車に標準設定しています。

プリテンショナー及びフォースリミッターの働き
また、シートベルトを肩側から巻き上げると同時に腰側からも巻き上げ、前面衝突時初期の乗員の拘束性を高める「ダブルプリテンショナー」や、エネルギー吸収特性を適正に制御し胸部への衝撃吸収性能をさらに高める「可変フォースリミッター」を開発、順次採用を拡大していきます。
(ダブルプリテンショナーと可変フォースリミッターは『アウトランダー』に採用しています。)

後席中央席3点シートベルト
後席の乗員でもシートベルト非着用時は、着用時の致死率の約3倍と高くなっています。シートベルトをしていないと衝突時に体が前席へ飛び出したり、車外へ放り出される恐れがあります。また、シートベルト非着用時の死者数は助手席より後部座席の方が多くなっており、後席乗車時でもシートベルトを着用することが重要です。
『アウトランダー』『パジェロ』では後席の中央席にもシートベルトが着用し易い3点式ELR(Emergency Locking Retractor)シートベルトを設定しており、今後も採用車種を拡大していきます。

シートベルト非着用時の死者数

後席中央席3点式シートベルト