
クルマのリサイクル
リサイクル性向上技術。
日本や欧州では、自動車リサイクルに関する法制化が進み、リサイクルに配慮した製品開発が自動車メーカーの義務になってきました。三菱自動車においても、リサイクルだけではなく、リデュース、リユースの3Rを積極的に取り入れた開発を進めており、特に設計構想段階からリサイクル設計ガイドラインに基づき、材料種類の削減、リサイクル容易材適用、ワイヤハーネス・モーター類の取り外し性向上、再生材の採用のほか、分別のための材料表示マーキング徹底に取り組んでいます。
(1) ワイヤハーネス・モーター類の取り外し性向上
高品質の鉄鋼原料として使用済自動車を丸ごと再利用するためには、銅成分を多く含むワイヤハーネス・モーター類を事前に取り外す必要があります。これは銅の含有が多いと鉄スクラップとしての価値が下がり、将来は再利用できなくなる恐れがあるためです。「ハーネス設計ガイドライン」を改訂し、ワイヤハーネス・モーター類の取り外し性を、車両の開発段階から配慮しています。

事前に取り外す必要があるワイヤハーネス
(2)リサイクル容易材
リサイクルが容易な熱可塑性樹脂をバンパー、ラジエターグリル、インストルメントパネルなど、ほとんどの内外装樹脂部品に採用しています。
また、これまでリサイクルが困難なゴムを使用してきたエンジンフードやテールゲートのウエザーストリップについても、リサイクルが容易な熱可塑性エラストマーの採用を積極的に進めています。

リサイクル容易樹脂部品
(3)再生材の採用
材料メーカー・部品メーカーとの共同開発を通じて、三菱自動車独自の発想で再生材料の利用拡大を進めています。
バンパーリサイクル
販売会社で修理交換されたバンパーは、樹脂再生メーカーでパレットにされた後、部品メーカーでバッテリーカバー、ホイールハウスカバー、センターダクト、フィラーネックプロテクターなどの部品に再生しています。

リサイクル容易樹脂部品