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環境への取り組み

三菱自動車グループ 環境ビジョン2020

「三菱自動車グループ 環境ビジョン2020」の実現に向けて

EVで先駆け、人と地球との共生を目指す

「三菱自動車グループ 環境ビジョン2020」

当社が2009年6月に「三菱自動車グループ 環境ビジョン2020」を公表し、“EVで先駆け、人と地球との共生を目指す”ことを社内外に宣言してから、1年余りが経ちました。
新世代電気自動車『i-MiEV』の生産も順調に立ち上がり、2010年4月からは個人のお客様向け販売も開始いたしました。「環境ビジョン2020」の実現に向け、まず最初の一歩を踏み出したところです。
当社は自動車を開発・生産し、販売することで成り立っています。開発段階で試作車を走らせている時も、工場で自動車を生産する過程でも、また、お客様に販売した自動車が走っている段階でも、さらには使い終わった自動車を廃車する時にも、エネルギーを消費し、環境に多様な負荷を与えています。これは自動車メーカーの事業活動に必然的に伴うもので、やむを得ない面はありますが、それだけに環境へのマイナスの影響をできるだけ少なくするように努力することは、私たちに課せられた大きな責任と考えます。
従って、「環境ビジョン2020」では、人と地球とクルマが共生するために、自動車のライフサイクルのすべての段階で環境保全に取り組むことをお約束いたしました。そのお約束を具体的な形で示すために、商品と生産の分野における2020年のCO2排出量低減目標も併せて掲げています。
そして商品から排出されるCO2を半減する、という目標の実現のため、2020年の電気自動車やプラグインハイブリッド車の生産比率を20%以上にするという目標を設定しました。これらの目標は容易には達成し得ない高いレベルのものですが、全社員一丸となって目標達成に向け取り組んでいきます。

競争と協調で築く、未来のEV社会

さて、当社が2009年この「環境ビジョン2020」を発表し、新世代電気自動車『i-MiEV』を市場投入した後、電気自動車を含む「次世代自動車」への関心はさらに高まっているように感じています。この「次世代自動車」は、温暖化ガス排出量削減のための有力な手段として位置付けられるようになりました。政府が2010年4月に発表した「次世代自動車戦略2010」では、関係者の最大限の努力を前提に2020年時点の新車販売に占める次世代車の比率を50%、そのうち電気自動車やプラグインハイブリッド車などの電動車両の比率を15~20%にするという目標を掲げています。さらに、電動車両やその基幹技術である二次電池などの分野における技術的優位性を保つとともに、充電システムを含む日本の規格を、国際標準にしていくことも目標にしています。
そして日本のみならず、世界的に電気自動車への期待と関心はますます高まっており、従来からの購入補助金や税制優遇に加え、研究開発や生産投資に助成をする国々も増えてきました。
このように電気自動車の領域は、単にメーカー間の技術開発競争ということだけでなく、環境政策として、あるいは産業政策として、国家間での競争がますます激化しています。
一方、私たちがこの電気自動車を世に出したところ、国内外の多くの方々から、電気自動車の活用や普及に関する、さまざまなご提案やご協力の申し出をいただきました。太陽電池システムと充電設備を組み合わせた戸建て住宅も売り出されたほか、当初私たちが課題と考えていた集合住宅での充電システムや立体駐車場での充電設備も、専門業界の方々のご協力によって解決策を得ることができました。
このように、当社一社だけでは到底進めることが困難な「電気自動車の普及による低炭素社会の実現」という目標に向けて、官公庁、企業、団体等、さまざまな関係者の皆様のご協力をいただいています。当社も先頭に立って電気自動車の普及促進を進めるとともに、電気自動車に関する技術開発についても、スピードを緩めず、全力で取り組んでいきます。

MITSUBISHI Concept PX-MiEV
(東京モーターショー2009出品車、コンセプトカー)

i-MiEV CARGO
(東京モーターショー2009出品車、コンセプトカー)

三菱自動車グループ全社一体での環境取り組み

新世代電気自動車を生産・販売し、低炭素社会の実現を目指している当社は、開発、生産、調達、販売、アフターサービスといったすべての事業側面で最大限の環境取り組みを進めてまいります。
そのため、従来事業所ごとに取得していた環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001の個別認証を発展させ、全社一体での認証を2010年度中に取得することを目指しています。これは、単に事業所ごとの認証を一本化するということだけではなく、すべての事業側面、つまりそれぞれの部門の日常業務において、直接・間接を問わず、それぞれの部門が積極的に環境負荷の低減活動を進めていくことを目的としています。
販売分野でも、国内の全連結販売会社が、環境省制定の環境マネジメントシステム「エコアクション21」(EA21)を取得したほか、海外の販売会社でも、環境負荷の低減活動を推進するなど、グループ一体となった活動を進めています。
私たちは現在「三菱自動車グループ 環境ビジョン2020」の目標の達成に向けて、中間となる2015年までの目標と具体的な取り組み施策を「環境行動計画2015」として取りまとめています。取りまとめができ次第公表し、全社一体となって取り組んでいきたいと考えております。

社会・環境報告書

当社の社会 / 環境への取り組みについてご紹介している『社会・環境報告書』をPDFにてダウンロードできます。

アンケートのお願い

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