2017年12月05日

企業

日本政府が三菱自動車の電動車をフィリピンのエネルギー省に寄贈

三菱自動車は、日本政府によりフィリピン共和国のエネルギー省(DOE)に対して、プラグインハイブリッドEV『アウトランダーPHEV』4台、及びEV『i-MiEV(アイ・ミーブ)』4台の計8台が寄贈され、4日にDOE本部で記念式典が開催されたことをお知らせいたします。式典には、羽田浩二駐フィリピン大使、DOEアルフォンソ・クシ大臣らが出席しました。
 
『アウトランダーPHEV』と『i-MiEV(アイ・ミーブ)』は、一般財団法人日本国際協力システムが、双日株式会社を通じて購入・寄贈しました。この取組みは、エネルギー効率が良く環境負荷が低い日本の次世代自動車を、フィリピン国内に普及・促進することを目的としたノン・プロジェクト無償資金協力「次世代自動車パッケージ」に基づいたものです。
 
また、今回の無償資金協力により、電動車用の急速充電器3台が同国の大統領府、DOE及び科学技術省に寄贈され、既に設置されております。
 
電動車の寄贈を受けて、三菱自動車の現地生産・販売会社であるミツビシ・モーターズ・フィリピンズ・コーポレーション(MMPC)の押切武津洋社長兼CEOは「三菱自動車とMMPCは、PHEVとEVの大手メーカーとして、フィリピンの環境汚染の削減のため、DOEと協力したいと考えております」と述べました。