環境負荷物質低減(4物質使用制限)

環境負荷物質低減への取り組み。

使用済み自動車に関するEU指令で、2003年7月から段階的に鉛、水銀、六価クロム、カドミウムの4物質の使用制限が始まりました。また国内についても、自工会はこれら4物質の削減に自主的に取り組むことを表明しました。
三菱自動車においては、これまでもシュレッダーダストの埋め立て等による環境への影響を低減するため、環境負荷物質の削減に取り組んできましたが、引き続き、代替技術の研究開発、代替材の採用を積極的に進めていきます。

(1)鉛フリー燃料タンク

燃料タンク用鋼板としては、溶融鉛・錫合金メッキ鋼板が広く使用されていましたが、この中には、車1台当たり200g程度の鉛が含有されていました。三菱自動車では耐食性、加工性、コスト等を総合的に評価して亜鉛メッキ鋼板をベースに開発を行い、耐食性についても同等以上の性能を有す2種類の鉛フリー材を開発しほとんどの現生産車については切り換えを完了しました。
さらに、『コルト』以降の新型車からは、メッキのクロメート層に含有される六価クロムを廃止した材料を導入し展開中です。

燃料タンク鉛フリー鋼板の開発

燃料タンク鉛フリー鋼板の開発

(2)水銀フリーコンビネーション・メーター

『デリカ D:5』は、照明用蛍光灯などにおける水銀・カドミウムの使用を極微量に抑えており、コンビネーション・メーターの照明に関しては、バックライトにLED(発光ダイオード)を採用して、水銀のフリー化をしています。

水銀フリーコンビネーション・メーターパネル

水銀フリーコンビネーション・メーターパネル

(3)六価クロムフリー表面処理

六価クロムは、金属部品類やボルト・ナット類など亜鉛メッキ部品の保護被膜として使用していますが、耐食性や締め付けトルクなど使用上の問題のない部品から順次代替品への変更を進めています。引き続き六価クロム全廃に向け取り組んでいます。

六価クロムフリー表面処理の開発

六価クロムフリー表面処理の開発