MIVEC Turbo

~全域ハイレスポンス~ 高性能MIVECターボエンジン。

4B11 MIVECツインスクロールターボエンジン

従来の4G63型に対し、大幅にレスポンスの向上を図ることでさらなるアドバンテージを獲得しています。最高出力は221kW(300PS)/ 6,500rpm、最大トルクは422Nm(43.0kgf・m)/ 3,500rpmと、4G63型と比べ最大トルクをより一層高め、また、より低い回転域から高いトルクを発生するようチューニングしました。その結果、駆動系のギヤ比の見直しも含め、優れた動力性能を実現しています。このエンジンの最大の特徴は、アルミダイキャスト製シリンダーブロックを採用したことです。従来の鋳鉄製シリンダーブロックに比べ、エンジン単体で12.5kgもの軽量化を達成しました。さらに、エンジンの吸排気系のレイアウトを、車体前方に吸気系、後方に排気系の配置へと変更することでエンジンの下に排気管を通す必要がなくなったため、エンジンの車載位置を従来型より10mm下げることが可能となり、重心高の低下に貢献しています。
また、LANCER EVOLUTION FINAL EDITIONでは、ナトリウム封入排気バルブの採用によりエンジンの冷却性能を高め、低速トルクはそのままに中高速域の性能をさらに向上しました。その結果、最高出力230kW(313PS)/ 6,500rpm、最大トルク429Nm(43.7kgf・m)/ 3,500rpmを実現しています。

●  MIVEC=Mitsubishi Innovative Valve timing Electronic Control systemは、三菱自動車可変バルブタイミング機構付エンジンの総称です。

4B11 MIVECツインスクロールターボエンジン

4B11 MIVECツインスクロールターボエンジン

ナトリウム封入バルブ

ナトリウム封入バルブ

~小型ハイレスポンス~ eKカスタム,eKスペースカスタムに搭載した高性能 MIVECターボエンジン。

3B20 MIVECターボエンジン

従来の3G83型に比べて、小型ハイレスポンスのターボチャージャを用いることにより,より低い回転域から高トルク・ハイパフォーマンスを獲得することに成功し、優れた動力性能を実現しています。このエンジンも、4B11と同様にアルミダイキャスト製のシリンダーブロックを採用しており、従来の鋳鉄製シリンダーブロックに比べ、エンジン単体で約10kgの軽量化を達成しました。
また、エンジンの吸排気のレイアウトを、車体前方に吸気系、後方に排気系を配置することにより、クロスメンバが排気管を避ける必要が無くなり,フラットで高剛性な形状となることで、高いハンドリング性能と共に軽量化にも寄与しました。

3B20 MIVECターボエンジン

3B20 MIVECターボエンジン

MIVEC

吸排気系のMIVEC機構*1は、従来の吸気側のみのMIVEC機構に比べ、エンジン回転数、エンジン負荷に応じた最適のバルブタイミング設定が可能となり、広い回転域でのエンジンの高出力化および低燃費化に貢献します。
*1 MIVECには、吸排気系の機構と吸気側のみの機構があります。4B1型は吸排気系のMIVEC機構、3B2型は吸気側のみのMIVEC機構です。

解説:MIVEC

吸排気系

吸気側では等長ショートポートアルミインテークマニホールドを新開発し、その上流には電子制御スロットルバルブを配しています。
一方排気側では、ステンレス製エキゾーストマニホールドを配し、その下流にチタン+アルミのターボチャージャーを設置。コンプレッサーホイール形状を最適化し、レスポンス向上を実現しました。
ターボチャージャーから送り出される圧縮エアは、インタークーラーで効率よく冷却されインテークマニホールドへ送られますが、そのルートにもロスを徹底的に低減すべくレイアウトの見直しを行っています。

解説:吸排気系その1
解説:吸排気系その2

チタン合金タービンホイール / アルミニウム合金コンプレッサーホイール仕様