ジープ J-58

1975

ジープ J-58

戦後の再建活動が活発になると、多用途に使える『ジープ』は魅力的な存在となりましたが、国内産業保護政策などの事情があり、完成品を大量に輸入することができませんでした。そこで小型3輪トラックやスクーターを生産していた新三菱重工業(株)は、1952年に米国ウイリス社と契約し、『ジープ』のノックダウン生産を開始。翌、1953年には、ノックダウン生産による『ジープ』第1号車「J1型」が完成し、林野庁に54台を納入。同年7月には、ウイリス社と技術援助契約および販売契約を締結し『ジープ』の国産化が図られました。その後、キャンバストップ、メタルトップ、ワゴン、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジンと、多彩なバリエーションが設定され、1953年から1998年6月に限定販売された『ジープ』最終記念車まで、45年間に約20万台を生産しました。1975年(昭和50年)に発売された『ジープJ-58』は、個人レジャー用に需要の拡大していたキャンバストップ・キャンバスドアのモデルで、ガソリンエンジン初の4ナンバー車。幌をファッショナブルなデザインとし、スポーティで高級感のあるエクステリアが特長でした。パワーユニットは、SOHC 2.0Lガソリンエンジンを搭載し、100PSを発揮。またロールバーを装備して安全性を高め、フロントシートには、悪路でも締めつけ感の少ない快適なテンションレデューサー付ELRシートベルトが採用されていました。

全長 3,390mm
全幅 1,665mm
全高 1,905mm
エンジン 2.0L