フォルテ

1978

フォルテ

海外、特に北米での小型ピックアップの需要は大きく、通勤、通学、レジャーに気軽に使われていました。三菱自動車も、1978年(昭和53年)9月、カープラザ系を通じて『フォルテ』のネーミングで発売し、10月からは北米にも本格的に輸出が開始されました。1トンボンネットトラックの『フォルテ』は、「強い」を意味するイタリア語で、開発には北米、タイ、サウジアラビアで大規模な耐久走行試験を実施し、万全を尽くしました。スタイルは『ギャランΣエテルナ』のイメージを踏襲し、ロングノーズ、トラック初のエアダムスカート、丸型4灯式ヘッドランプを採用。エンジンは、サターン1600エンジンを搭載、幅の広い1,360mmの前輪トレッド、2,780mmのロングホイールベースとすることで優れた走行安定性を確保。サスペンションは、フロントがダブルウィッシュボーン+コイルスプリング、リヤがリーフスプリング+リジッドアクスルで、前輪にはディスクブレーキを装備し、足まわりを固めていました。1980年10月には4WDを追加、この4WDには、長年にわたるジープ生産の経験を活かして独自に開発した直結型サイレントチューン付パートタイム式トランスファーを採用。これによって、ギアノイズを解消してパワーロスが少なくなり、高速オンロード走行にも適するようになりました。このモデルは、『パジェロ』、『デリカ4WD』など、三菱4WDシリーズの先駆となりました。

全長 4,690mm
全幅 1,650mm
全高 1,560mm
エンジン 1.6L