ミラージュ

1978

ミラージュ

初代『ミラージュ』は第一次オイルショック後の省資源、省燃費の世界情勢を受け、三菱自動車独自のスタイリング、技術を織り込んだワールドミニマムカーとして開発されました。1977年10月の東京モーターショーに合わせて車名を発表。1978年(昭和53年)3月、新販売チャンネル「カープラザ」の専売車種として正式に発売されました。『ミラージュ』とは「神秘/ロマンチック/蜃気楼」を表すフランス語です。海外では『コルト』の名称で販売されました。ボディデザインは安定感のある台形を基本とし、空気抵抗を抑えるスラントノーズ、ボディの凹凸を抑えたフラッシュサーフェイスを採用。ドアはジャンボドアとし、ピラーを細くガラス面積を極力大きくとり、明るい快適な室内としました。三菱自動車初のFF車『ミラージュ』は、FR用エンジンを横置きに配置するために第3軸を設けて逆転ギアを入れる必要がありました。これを副変速機として使用することで、パワー/エコノミーレンジの切替可能な、高性能と低燃費を実現した「スーパーシフト」(2×4段)が誕生しました。サスペンションは新開発U字型リヤサスペンションを採用した4輪独立懸架としています。1978年には4ドアハッチバック車を、1979年には1.6L車や3速フルオートマチック車を追加。さらに1982年には、車名を『ミラージュⅡ』として4ドアサルーンを追加するとともに日本車初の1.4Lターボエンジンと、低負荷時に2気筒の吸排気バルブを閉じて休止させるオリオンMD(Modulated Displacement)エンジンを追加。MDエンジンは10モード燃費20km/Lの性能を誇りました。

全長 3,790mm
全幅 1,585mm
全高 1,350mm
エンジン 1.2L / 1.4L