見上げるプロジェクト 見上げる入門

天体ショーカレンダー

季節によって観察できる天体は変わり、また空の様子も変化します。とくに冬は空も澄んでいるので天体観察には適しています。双眼鏡や天体望遠鏡があるとより観察しやすいですが、肉眼で観察できるような初心者向けの天体も、あわせてご紹介します。
季節の変化を感じながら星空を見上げてみませんか?

※記載した天体ショーの時間帯や日付は多少前後する可能性がございます。正確な情報は、国立天文台などの情報をご確認ください。

2017

1月

1月2日月と金星の大接近

適した観察方法

夕方の西の空で、細い月と金星が大接近する様子が見られます。月の欠けた部分がうすぼんやり見える「地球照」も同時に見えるため、とても美しい光景となることでしょう。さらに月の左上には火星も見えています。

1月3日三大流星群の一つ「しぶんぎ座流星群」

適した観察方法

3大流星群の一つ、しぶんぎ座流星群が極大日を迎えます。今年は月あかりもほとんどなく、観察には最高の条件です。直接光が目に当たらない、空の開けたところが観察に適しています。

2月

2月17日金星が最大光度

適した観察方法

太陽系の惑星、金星が最も明るく見える日です。夕方の西の空でとても目を引く存在となっているほか、注意深く探せば日中の青空の中でポツンと光る姿を見つけることもできます。天体望遠鏡を使えば三日月形に欠けた様子がよく分かります。

3月

3月5日月に浮かび上がるXの文字!「月面X(エックス)」

適した観察方法

上弦の月のころ、月の欠け際(光と陰の境目の部分)に小さな「X」の文字が浮かび上がることがあります。地形に対する光の当たり方でそのように見えるため、「月面X」と呼ばれて親しまれています。18~20時ころに天体望遠鏡で観察してみましょう。

4月

4月8日木星の観望好機

適した観察方法

木星が衝(太陽-地球-外惑星(火星・木星・土星・天王星・海王星)が一直線に並ぶこと)を迎えます。地球から見て木星と太陽が正反対の方向に見えるこの時期は、木星が最も明るく、大きく見えるために、観察には最適な時期です。前後2か月くらいは観察しやすい時期が続きます。

4月30日金星が再び最大光度に

適した観察方法

金星が最も明るくなり、明け方の東の空ではとても目を引く存在になっています。天体望遠鏡を使えば三日月形に欠けた姿が分かります。

5月

5月3日「月面X(エックス)」again

適した観察方法

今年3月と同様に「月面X」が見られます。時間は同じく18~20時ころです。少し時間をかけてみていると、次第に欠け際の光の当たり方が変わっていくことが分かります。

6月

6月9日今年最小の満月

適した観察方法

近年はその年に見られる最大の満月「スーパームーン」が話題になることが多くなりましたが、こちらは反対に最小の満月です。目で見てその違いを見分けることは難しいので、同じ条件で写真を撮り比べてみるのもいいかもしれませんね。

6月15日土星の観望好機

適した観察方法

土星が衝を迎え、観察しやすくなっています。土星の環の開き具合は30年周期で変化しており、年によって見え方が違います。今年は大きく開いて環が見やすくなっているので、小さな天体望遠鏡でもその様子を見ることができるチャンスの年です。

7月

7月7日七夕に想いをよせる

適した観察方法

天の川を挟んで輝く2つの星、ベガとアルタイル。中国から伝わる七夕伝説では、それぞれ織女星(織姫星)と牽牛星(彦星)と呼ばれています。梅雨時ですが、雲間から2つの星を見ることができるといいですね。

8月

8月8日日本全国で見られる部分月食

適した観察方法

月が部分的に欠ける部分月食が起こります。未明の2時22分に欠け始め、3時20分に最大に欠け、4時18分に欠け終わります。早起きして南西の方角を見てみましょう。

8月13日三大流星群の一つ「ペルセウス座流星群」

適した観察方法

3大流星群の一つ、ペルセウス座流星群が極大を迎えます。満月過ぎの月があるのであまり条件はよくありませんが、明るい流れ星も多いので見られるチャンスも十分にあります。夏休み期間中なので山などの空の暗いところで見るのもいいかもしれませんね。

8月28日比較的天気の良い旧暦七夕

適した観察方法

現在の7月7日は梅雨時で、星を見られないことも多いもの。実は旧暦の7月7日の方が天気も良く、七夕の星々も空高く昇って見やすくなっているのです。この日にもう一度、織姫星と彦星を探してみましょう。

9月

9月18日月と金星の大接近

適した観察方法

明け方の東の空で月と金星がごく近くに並んで輝きます。またそのすぐ下、地平線近くには火星と水星も見えています。5時ころが最も朝焼けの美しい時間帯ですが、空の明るさや色が分刻みで変化していく様子を見ているのも楽しいものです。

10月

10月4日中秋の名月

適した観察方法

秋になり空気も澄んできて、月の輝きもさえわたってきます。実は満月が真南に来た時の高度も、夏のころに比べて高くなっているのです。空の高いところから煌々と照らす月の姿を、昔の人も風流に眺めていたのかもしれません。

11月

11月1日知られざる風習「後(のち)の月」を楽しむ

適した観察方法

お月見といえば旧暦8月15日の中秋の名月ですが、もう一つ「後(のち)の月」を見る風習があります。これは旧暦9月13日の月を見るというもので、中秋の名月と両方見るのが望ましいとされていました。年に2回もお月見できるなんてちょっとお得かも!?

11月13日金星と木星の大接近

適した観察方法

明け方の東の空で金星と木星が大接近します。東の空の低い位置にあるので、地平線近くまで見える場所で見てみましょう。5時半ころにもっとも見やすくなります。また上の方には火星、さらにその上には細い月も見えているので、幻想的な夜空をご覧ください。

12月

12月4日今年最大の満月

適した観察方法

今年見える満月の中で最も大きく見えるのがこの日です。6月9日の満月と比べると10%以上大きさが違って見えますので、もし撮り比べることができれば大きさの違いがはっきり分かります。

12月14日締めくくりの天体ショー「ふたご座流星群」

適した観察方法

3大流星群の最後のひとつはふたご座流星群です。ほかの2つと比べても流れ星の数が多く、しかも今年は月明りの影響が3時ころまで無いため良い条件で見られます。明るい流れ星も多いため、街中でもある程度の数を見ることができるでしょう。

情報提供:Vixen

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